一人ひとりが、自分の存在を認められ、理解されていると感じられる、誰もが居場所のある世界。人と野生動物が共存する、バランスのとれた地球。希望と可能性に満ちたコミュニティ。ディズニーはこの3つの世界を物語、体験、事業、ソーシャル・レスポンシビリティの活動を通じて目指しています。
2022年、ディズニー・ジャパンは、3つの世界の実現に向けて、NPOパートナー様と共に様々な初の試みに挑戦しました。困難な状況にある子どもたちに希望や安らぎをお届けするため、日本で初めて神奈川県立こども医療センターにディズニーのキャラクターをあしらった壁紙を提供。次世代を担うストーリーテラーの支援・育成を目指し、初の中学生向けワークショップも夏休みに開催しました。また、より明るく持続的な未来のための活動として、息を飲むような美しい海が描かれる『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の公開を記念して、沖縄美ら海水族館に沖縄の小学生を招待し、特別講座を開催しました。
2023年も引き続き、「物語の力でより良い世界へ」を目指し、様々なプロジェクトを進めてまいります。
ウォルト・ディズニー・カンパニーのCSRレポート2022(英語)は、こちらをご覧ください。
<NPOパートナーのみなさま (あいうえお順) >
一般財団法人あしなが育英会、公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本、公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン、認定NPO法人 難病のこども支援全国ネットワーク公益財団法人メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン
<2022年の主な活動>
World of Hope (希望と可能性に満ちたコミュニティ)
認定NPO法人 難病のこども支援全国ネットワークと協力し神奈川県立こども医療センターにディズニーのキャラクターをあしらった壁紙を日本で初めて提供 (9月)
ディズニーは、病気と闘い、慣れない環境に不安を感じることが多い子どもたちとそのご家族が、大好きなディズニーのキャラクターや物語に触れることで、病院生活の不安が和らぎ、安心して過ごしていただけることを目指し、ディズニーを象徴する、ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズのブランドやフランチャイズから個性豊かなキャラクターがあしらわれた壁紙を外来待合室、検査室、重症心身障害児施設などに提供しました。
こども病院、およびNPO団体にディズニー商品を提供 (12月)
冬休みを迎える年末年始のタイミングにあわせて、こども病院、および子どもを支援するNPO団体に、ディズニーストアの人気商品から50種類以上、3700個商品を提供しました。今回、ディズニーの商品をお届けしたのは、群馬県立小児医療センター、公益財団法人メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン、一般財団法人あしなが育英会など2病院、3団体です。静岡県立こども病院へスター・ウォーズの商品を提供 ~フォースでつながる希望の力~ (7月)
5月4日のスター・ウォーズの日とスター・ウォーズの最新実写ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』がディズニープラスで5月27日の配信開始することにあわせて、病院で病気と闘う子どもたちに、フォースでつながる希望の力を届けるために、スター・ウォーズのDVDや関連商品を静岡県立こども病院に提供しました。セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの 「ハロー!ベビーボックス」にディズニーストアの商品を提供 (6月)
子ども支援専門の国際NGO公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが推進する「ハロー!ベビーボックス」※に賛同し、ディズニーストアのミニタオル1,000枚をセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンに提供いたしました。※誕生時から「健康に、安心、安全な環境で育つ」といった子どもの権利を保障するため、経済的困難を抱える低所得世帯やその他さまざまな困難を抱える妊婦とそのパートナー、家族の育児費用の軽減を目的とし、新生児に必要な育児用品を提供する取り組み。
World of Belonging (一人ひとりが、自分の存在を認められ、理解されていると感じられる、誰もが居場所のある世界)
中学生に向けたワークショップ「ディズニー・クリエイティブ・ワークショップ」初開催 福島県と茨城県の5校27名の中学生が参加し、オリジナルのキャラクター制作に挑戦! (8月)
2022年の夏休みには、次世代を担うストーリーテラーの支援・育成の一環として、日本では初めて中学生向けに「ディズニー・クリエイティブ・ワークショップ」を開催いたしました。本プロジェクトは、青少年向けに様々な体験型プログラムを無償提供する活動を全国展開している、公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本が主催し、ディズニーはプログラムの協力をしています。
慶應義塾大学商学部の学生とワークショップを実施 ~ディズニーのビジネスについて学生たちと意見を交換~ (7月)
慶應義塾大学商学部の2つのゼミから約50名をお招きし、ディズニーの日本国内でのビジネスについて研究・議論をするワークショップを実施。国内の大学とワークショップを行うのはディズニー・ジャパンとしては初めての試みです。事前にディズニーより提示したテーマに基づいて、2つのゼミの計3グループの学生たちが1か月間をかけてリサーチをし、素晴らしいプレゼンテーションを英語にて行っていただきました。World in Balance (人と野生動物が共存する、バランスのとれた地球)
息を飲むような美しい海が描かれる『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の公開を記念して、ディズニーとアバターが人間の住む青い星“地球の海”を守るキャンペーン 「Keep Our Oceans Amazing (わたしたちの素晴らしい海を未来に残そう) 」を展開。沖縄美ら海水族館に沖縄の小学生を招待し、特別講座を開催 (12月)
私たちの住む地球の美しい海の環境に思いを馳せ、危機に瀕した海洋生物について学び、海洋環境保護への行動を喚起するグローバルキャンペーン「Keep Our Ocean Amazing (わたしたちの素晴らしい海を未来に残そう) 」の一環として、自然豊かな沖縄の海をそのまま展示し、海洋生物の調査研究活動や希少生物の保護活動なども行っている沖縄美ら海水族館に、地元の子どもたち (本部小学校の6年生90名) をご招待し、芸能界随一の生き物好きで、サメが大好きなココリコ・田中直樹さんと、沖縄美ら海水族館統括・サメ博士の佐藤圭一さんが講師を務める特別講座を実施しました。
ディズニーのボランティア活動「Disney VoluntEARS」が、花壇整備として雑草除去と花がら摘みイベントを開催 (4月)
アース月間の2022年4月2日に、青空の下、広々とした空間でキャストメンバーとそのご家族・ご友人を含む総勢80名が花壇整備として雑草除去と花がら摘みをするイベント参加。「みんなが喜ぶ花壇を作りたい」「子供が土に触れる機会がないので、この活動がいい学びになってほしい」「みんなと貢献できたのが嬉しい」「また参加したい!」など、久しぶりに対面で会うキャストメンバーと、アース月間らしい活動ができました。