"パンドラの海”が舞台の映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』公開記念 ディズニーとアバターが人間の住む青い星“地球の海”を守るキャンペーン 「Keep Our Oceans Amazing(わたしたちの素晴らしい海を未来に残そう)」
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社は、息を飲むような美しい海が描かれる『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の12月16日全世界同時公開に先駆けて、私たちの住む地球の美しい海の環境に思いを馳せ、危機に瀕した海洋生物について学び、海洋環境保護への行動を喚起するグローバルキャンペーン「Keep Our Ocean Amazing(わたしたちの素晴らしい海を未来に残そう)」を開始しています。本日、本キャンペーンの一環として、自然豊かな沖縄の海をそのまま展示し、海洋生物の調査研究活動や希少生物の保護活動なども行っている沖縄美ら海水族館に、地元の子どもたち(本部小学校の6年生90名)をご招待し、特別講座を実施しました。
芸能界随一の生き物好きで、サメが大好きなココリコ・田中直樹さんと、沖縄美ら海水族館統括・サメ博士の佐藤圭一さんが講師を務め、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』に登場するパンドラの海洋生物とも共通点を持つ10種類の危機に瀕する海洋生物の中から、沖縄の海に生息し、沖縄美ら海水族館でも飼育されているタイマイ、マンタ、ジンベエザメについて佐藤統括が紹介し、ココリコ田中さんと佐藤統括による対談形式でそれぞれの生物や、自身の体験にまつわるストーリーを披露しました。
講座の後にはココリコ田中さんがiPadを利用して、子ども達と一緒に「バーチャル・パンドラ・オーシャン」にクリーチャーを作るデジタル体験も行い、「田中アウト」と名付けられたクリーチャーが「バーチャル・パンドラ・オーシャン」に放たれました。その後は子ども達もグループ単位でそれぞれのクリーチャーづくりを楽しみ、たくさんのユニークな海洋生物が生息する美しい海の理想郷を描いた『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の世界観に触れながら、【Keep Our Oceans Amazing(わたしたちの素晴らしい海を未来に残そう)】の活動意義と、「わたしたちの素晴らしい海を未来に残そう」という本イベントのテーマを参加者全員で学びました。
講座の最期に佐藤統括は、「沖縄の美しい海を当たり前と思わずに、もっと海の生き物に関心を持ってもらい、将来私たちと一緒に仕事をしてくれる人が出てきてくれると嬉しいです」と次世代への期待を伝え、ココリコ田中さんは「今回改めて前作の『アバター』を見返しましたが、この13年間で地球環境がものすごいスピードで大きく変わっているので、今の地球の生き物たちが置かれている状況を踏まえて観ると、メッセージの受け取り方が違いました。海をテーマにした今回の作品にも、僕たちが受け取らなければならないたくさんのメッセージが詰まっていると思います。映画を観て皆さんが何を感じるのか。僕自身何を感じるのことができるのか、しっかりと楽しみたいです」と、同じく自然を愛するジェームズ・キャメロン監督の最新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』へ寄せる熱い期待を力強く語りました。
イベントに参加した本部小学校6年生の子どもたちは、「小さなゴミ一つが生き物の命を奪ってしまうことを知ったので、これからはゴミを拾ったり、ゴミを捨てる人を注意したりと、自分にできることを考えたいと思います」、「田中さんは分かりやすく、佐藤さんは詳しくお話してくれたので、とても良かったです。本部町の海を守るために、地域の人と一緒にゴミ拾いをしたいと思います」、「魚を傷つけたり、ゴミを捨てたりしている人間がいると知って、とても悲しいです。プラスチックをなるべく使わないようになど、気を付けたいと思います」と、それぞれ環境への関心を高めていました。

「Keep Our Ocean Amazing(わたしたちの素晴らしい海を未来に残そう)」は、自然保護団体ネイチャー・コンサーバンシー(TNC)が掲げる、10種類の素晴らしい海洋生物とその生息地の保護活動を支援することを目的とし、TNCへ最大100万ドル(約1億39百万円*1)の寄付を目指すものです。危機に瀕する10種類の生物である、ベルーガ、シロナガスクジラ、ジンベイザメ、タイマイ、マナティー、マンタ、ブダイ、スタグホーンコーラル、アシカ、マングローブ(多くの海洋生物にとって大切な住処)の生態と生息地を保護し、2030年までに海洋の10%*2を保護するというTNCの目標達成を支援します。バーチャルの世界に広がるパンドラの海「バーチャル・パンドラ・オーシャン」に、「アバター」をモチーフにした自分だけのクリーチャーを1体作るとTNCへ5ドルが寄付されます。詳細は特設サイトをご覧ください。www.avatar.com/keepouroceansamazing/jp
ディズニーは、2020年末に発表した、温室効果ガスの排出を最小限に抑え、持続可能な水産物を調達し、流域の保護に投資するなどを含めた2030年に向けた環境目標から、ディズニー野生保護基金を通じて生物多様性保護のための資金援助や専門知識提供に至るまで、長年にわたり海洋保護活動に取り組み、海洋生物の保護を支援してきました。ディズニー野生保護基金は、これまでに1億2千万ドル以上を、野生動物を保護し、アクションを促し、地球環境を守るために世界中で活動する非営利団体の支援に充てています。そのうちの約2,000万ドルは、海洋生物、地域社会、そして人類にとって不可欠な海を守るためのプログラムに活用されています。これらの取り組みは、「ディズニー・プラネット・ポッシブル」の一環として、人と野生動物にとってより健やかな環境を作るために、ディズニーが行っている具体的な活動です。
*1 11月17日の米ドル/円為替レート
*2 海は地球の70%を占め、信じられないほど多様な生命体に住処を与え、食料、仕事、そして私たちが呼吸する酸素の半分以上を提供してくれます。しかしこのユニークな生態系のうち、保護されているのは8%以下です。
<ネイチャー・コンサーバンシー(The Nature Conservancy)とは>
ネイチャー・コンサーバンシー(TNC)は、すべての生命が依存する土地と水域の保護に取り組む世界的な自然保護団体です。科学に基づき自然と人間が共に繁栄できるよう、世界で最も困難な課題に対する革新的で現場的な解決策を生み出しています。私たちは土地、水、海をかつてない規模で保全し、食糧と水を持続的に供給し、都市の持続可能性を高める支援を行っています。TNCは、今後10年間で地球上の海、土地、淡水の30%を保護するという世界的な目標を支持しています。この目標に貢献するため、TNCは2030年までに世界の海洋面積の10%以上を保護することを意図しています。76の国と地域で活動。TNCは、地域社会、政府、民間セクター、その他のパートナーを巻き込んだ協力的なアプローチで、76の国と地域(直接保全効果をもたらす国が37、パートナーを通じての国が39)で活動しています。詳しくは、www.nature.orgをご覧いただくか、Twitterで@nature_pressをフォローしてください。
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』 2022年 12月16日(金) 全国劇場公開
世界歴代興⾏収⼊No.1の超⼤作『アバター』が、巨匠J.キャメロン監督⾃⾝の⼿により、⼈類史上最⾼の映画シリーズとして新たな奇跡を巻き起こす。それは、「観る」の先にある“超現実”映像体験──神秘の星パンドラの⼀員となった元海兵隊員のジェイクは、ナヴィの⼥性ネイティリと家族を築き、⼦供たちと平和に暮らしていた。再び⼈類がパンドラに現れるまでは…。神聖な森を追われた⼀家は、“海の部族”の元へ⾝を寄せる。だが、この美しい海辺の楽園にも、侵略の⼿は迫っていた…。
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