主人公・エリオは、唯一の理解者である両親を亡くし、周囲に馴染めず、ひとりぼっちと感じている少年。
エリオはある日、カール・セーガンが宇宙のどこかにいるほかの生命体に“地球からのメッセージ”を届けるために作ったゴールデンレコードと共に、1977年に打ち上げられた無人惑星探査機ボイジャーの存在を知ります。
自分を見つけてくれる“誰か”を探して、今もたったひとりで広い宇宙の旅を続けるボイジャーの姿に勇気づけられたことをきっかけに、エリオはこの広い星々の世界のどこかで自分を理解してくれる“誰か”に出会えるはずと信じ、宇宙に憧れるようになる―
探索機・ボイジャーは「宇宙には私たちしかいないのか?」「我々は孤独か?」という問いの答えを見つける使命を受け、宇宙の遥か彼方、さらにその先へと人類のメッセージを届ける探検の旅を続けています。
“遠い宇宙の誰か”に見つかった時のために、地球の自然音や音楽、55ヶ国語の挨拶が詰まった「ゴールデンレコード」を積んで宇宙に送り出されました。
ボイジャーは現在、2012年に正式に太陽系を通過し、地球から240億km以上離れた恒星間空間にいます。
地球からの通信メッセージが届くのに、22時間以上かかるほどの距離です。
探索機・ボイジャーが載せている「ゴールデンレコード」には雷鳴や鳥の声、ベートーベンのクラシック音楽、そして55の言語での挨拶を含む、さまざまな自然の音や画像が収められています。
『星つなぎのエリオ』日本版本予告(エンドソング:BUMP OF CHICKEN「リボン」)
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