ティンカー・ベルは、ものを作る才能を持つ妖精。仲間たちにティンクと呼ばれています。がんこで短気な所もありますが、いつも元気いっぱいでチャーミングな、愛すべき妖精です。”メインランド”に強い好奇心を持ち、ネバーランドに流れついた人間の”失くしもの”を見つけ、妖精たちのために役立てています。

植物の妖精ロゼッタは、エレガントで礼儀正しく、頭の回転が速くて女性らしい魅力にあふれています。勝気なところがティンクとよく似ています。いつも自分を一番美しく見せようと考え、友達や花たちにおしゃれのアドバイスをしたり、美しく変身させてあげたりするのが大好きです。

水の妖精のシルバーミストは、とても陽気で、ものの見方がユニークな楽天家。とても自由な精神の持ち主で、頭で考えるよりも心の声に耳をかたむけています。おおらかな性格で、いつもだれかを喜ばせることを考え、みんなと友達になりたいと思っています。ティンカー・ベルに、クモの巣にしずくをふりかける方法を教えてあげます。

光の妖精のイリデッサは、完璧主義者です。仕事に対して情熱を燃やしていますが、ささいなことを気にするところもあります。物事を明るい方面から見ようと努力するのですが、つい悪い方へと考えてしまいます。頑固で慎重すぎるところもありますが、友達を助けるために、いつでも力を尽くしてくれます。

動物の妖精フォーンは、たくさんの動物と話すことができる、笑いにあふれたおてんば娘。ひな鳥に飛び方を教えたりしています。生まれながらのいたずら好きで、よくイリデッサにちょっかいを出しています。いつでも遊ぶ準備ができていて、荒っぽい遊びがお気に入りのようです。

高速飛行が得意な妖精のヴィディアはうぬぼれ屋。すべての妖精たちが平等だと思っていません。自分が一番早く飛べることを自慢していて、ほかの妖精はレベルが低いとばかにしているのです。プライドが高くいじわるなところがありますが、本当は違う一面が隠れているようです。

テレンスは妖精の粉の番人。ティンクの事が大好きで、ボーイフレンドのような存在です。楽しいことをするのが大好きで、優しくて思いやりがあります。妖精が空を飛び、魔法を使うためには、毎日カップ1杯分の妖精の粉が必要なので、粉の番人はとても重要な仕事です。

ボブルは、フレンドリーな”ものづくりの妖精”で、自分の作業場のことばかり話すのが好きなオタク。細かい作業をするために、露のしずくでできたゴーグルをかけています。彼と親友のクランクは悪ふざけをして、フェアリー・メアリーによく怒られています。ボブルは、友達で仕事仲間でもあるティンクの、物を作る才能と腕をとても尊敬しています。

”ものづくりの妖精”のクランクは、体が大きくて陽気な性格、そしてとても仲間思いです。なかよしのボブルといっしょに、ものをつくる仕事を楽しんでいます。自分の耳がとてもデリケートだと思っていて、ハンマーで叩く仕事のときは、耳に綿毛を詰めています。いつになっても完成しそうにない新しい機械を、夢中で作っているようです。

ピクシー・ホロウで一番長くいる妖精で、ピクシー・ホロウを治めています。気品が漂う女王は、母なる自然そのものであり、すべての妖精たちの母親的な存在です。すぐれた知性と権力を持ちながらも、だれに対しても平等で親しみやすく、やさしさと愛に満ちています。でも必要となれば、きっぱりとした態度を取ります。

まじめな性格の、”ものづくりの妖精”のリーダー。ふざけたことを許さないフェアリー・メアリーは、体が大きく大胆なところがある、気の強い親分肌の妖精です。自分の仕事が大好きで、もの作りの仕事にプライドを持っています。人間界のちょっとしたものを、賢く使いこなすティンクの姿を見て、応援するようになります。

『ティンカー・ベルと月の石』に登場する小さなホタル。かわいくて勇敢で言葉は話しませんが、ブンブンとうなります。ある冒険の途中でブレイズに助けられて立ち直ることができたティンクは、助けてくれたことだけでなく、どんな時も自分のそばを離れずにいてくれるこの小さな友達に感謝しています。

『ティンカー・ベルと輝く羽の秘密』に登場する、氷に包まれた冬の森にすむ妖精。ティンカー・ベルとは双子で、同じ赤ちゃんの笑い声から生まれました。

『ティンカー・ベルとネバーランドの海賊船』に登場する妖精で、賢くて野心的な性格です。妖精の粉の番人をしていて、無限の可能性を秘めた”青い妖精の粉”に魅了されてしまいます。