『トロン:アレス』とアバンギャルディの特別パフォーマンス映像が解禁!
世界で初めて長編映画としてCGを本格導入し、その革新的な技術とビジュアルで世界を席巻。
まさに映像エンターテイメントの歴史を変えた伝説の映画『トロン』。
ジェームズ・キャメロン、ジョージ・ルーカス、ピーター・ジャクソン、ティム・バートン、ウォシャウスキー兄弟など名だたる映画監督に影響を与え、本作をきっかけにCGアニメーションの可能性を模索し始めたピクサー創始者ジョン・ラセターは、「『トロン』がなければ『トイ・ストーリー』は生まれなかった」と発言するなど、後に誕生する様々な作品に影響を与えてきました。
その最新作『トロン:アレス』が10月10日(金)に日米同時公開となります!
トロンが現実世界に襲来――!?
アバンギャルディが『トロン:アレス』の世界観を表現した、圧巻のパフォーマンス映像が解禁‼
この度到着したのは、『トロン:アレス』の世界観を表現した、とある女性たちのダンスパフォーマンス映像です。

彼女たちの正体は、2022年に結成された17名のメンバーからなる、無表情かつシンクロした独自のスタイルを持つ超人気ダンスチーム・アバンギャルディ。
SNSで「謎の制服おかっぱ集団」として世界的に人気を博し、2023年6月にはアメリカNBCのオーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」に出演し、日本人で10年ぶりの決勝進出を果たしました。
今年の4月には大阪万博の開会式でパフォーマンスを披露した彼女たちが、今度は『トロン:アレス』のデジタル世界から現実世界へと侵食する、AIダンサーの“トロンギャルディ”として登場!
その無表情で無機質で完璧なまでのパフォーマンスはAI的な存在感を放ち、人間とAIプログラムを描く本作との親和性が高いことからの起用となりました。
物語の舞台は、高度なAIプログラムを現実の世界で“実体化”させることに成功した世界。
ディリンジャー社は、最強の人型軍事AIのアレスを現実世界に実体化させます。しかし、AI兵士が現実世界で“生存”できるのはわずか29分間でした。
やがて “永遠”を求めてAI兵士たちは暴走を開始し、デジタル世界が現実世界を侵食していきます。
だが、世界滅亡の危機の中で、人間を知ったアレスにある“異変”が起こります。彼は人類を滅ぼすのか?それとも…?
今回解禁された映像ではNIN(ナイン・インチ・ネイルズ)の壮大な楽曲にのせて、AI兵士がデジタル世界から現実世界へと足を踏み入れ、未知なる脅威が襲来する様子や、まるでライトサイクルが駆け抜けるような疾走感を、ディリンジャー社の象徴である赤のレーザーライト演出で表現。
本作からインスパイアされたLEDスーツをまとった彼女たちの圧倒的なダンスは、デジタル世界と現実世界が交差する映画の世界観と高い親和性を持ち、裾まで揃った一糸乱れぬシンクロダンスがトロンの世界へと誘います。
時に走り迫り、交互に周囲を見渡す振りは、劇中で “永遠”を探し求める最強AI兵士とリンクさせるなど、卓越したダンスパフォーマンスで魅せました。
撮影後に実施されたインタビューでは、普段制服姿でのパフォーマンスのイメージがある中、映画とリンクした衣装や演出について「初めて着る光の衣装や光のレーザー演出によって、また新しいアバンギャルディの姿を引き出していただいたかなと思っています」と自信をのぞかせました。
“AI兵士”をコンセプトとしたダンスの工夫した点について、「AIっぽい機械的な動きや、人間っぽいしなやかな動きで、AIが実体化していくのを表現しました」と語り、最初の首を振る動作は、機械が“起動していく”イメージで振り付けしたといいます。
首を振り回す振り付けが多いアバンギャルディですが、「(今回)機械なので、機械は首と身体が一緒に動くと思うのですが、それを皆で意識して、一緒に練習して揃えるのを初めてやりました」と、この作品ならではの踊りのポイントを明かしました。
また、1995年公開のピクサー映画の1作目である『トイ・ストーリー』の監督であるジョン・ラセターが第1作目の『トロン』をきっかけに全編CG長編アニメーションを制作したことを知った彼女たちは「『トイ・ストーリー』が大好きなので、『トロン』がなかったら『トイ・ストーリー』が出来てないっていう話を聞いて、すごい感謝したいです!」、「普段ゲームをすることが大好きで、このシリーズがゲームにおいてもかなり影響を及ぼしたと聞いたので、関わることができて本当に嬉しい」と当時の映像革命が及ぼした影響への感動を明かしました。
1982年に公開された第1作目の『トロン』は、デジタル世界に送り込まれた天才コンピューター・プログラマーのケヴィン・フリンが、生死をかけたゲームに挑んでいく様子を描きます。
現実世界からコンピューター・システムの“デジタル世界”へ侵入するという画期的な設定と、世界で初めて長編映画としてCGを本格導入したまさに“映像革命”ともいえる新たな映像体験は、社会現象を巻き起こしました。
その28年後の2010年には続編の『トロン:レガシー』が公開。
青白く輝くネオンを基調とした、かつて誰も見たことがなかった、当時最先端の究極の映像体験は多くのファンを魅了。
ダフト・パンクが手掛けた楽曲も大きな話題となり、映画の枠を超えたセンセーションを巻き起こしました。
その後、「トロン」シリーズはゲームにも展開され、フロリダのマジックキングダム・パークでは、本シリーズに登場するバイク“ライトサイクル”のアトラクションも登場するなど、今もなお多くの人々やクリエイターに影響を与える世界的な人気コンテンツのひとつとなっています。
これまでは“現実世界”の人間がデジタル世界へと足を踏み入れてきた「トロン」シリーズ。
しかし、最新作『トロン:アレス』で描かれるのは、まさにその逆—デジタル世界の“超高度AIプログラム”が、ついに現実世界へと襲来します――。
私たちの未来はどこへ向かうのか?映画の、デジタル映像の行く先はどこにあるのか?世界に“未知の光景”を見せ続けてきた伝説のシリーズが、まだ誰も観たことのない“未来のヴィジョン”を携えてスクリーンに出現します!
生き残るのはデジタル世界か?それとも現実か?