3月20日(木・祝)の待望の劇場公開まで残り2週間となる中、この度、白雪姫役のレイチェル・ゼグラーが映画のプロモーションとして初来日。初対面となるプレミアム吹替版で白雪姫役を務める吉柳咲良(きりゅうさくら)さんと共に<『白雪姫』スペシャル歌唱イベント>に登壇し、日米2人の歌姫がその圧巻の歌声を披露!会場を大いに盛り上げました。
レイチェル・ゼグラーが初来日!日本のプレミアム吹替版声優 吉柳咲良さんと初共演!
雪のように純粋な心を持つ白雪姫の願いは、かつてのような人々が幸せに暮らす希望に満ちた王国。だが、外見の美しさと権力に執着する邪悪な女王によって、王国は闇に支配されていました。女王は、白雪姫の “本当の美しさ”に嫉妬し、彼女の命を狙うが、不思議な森で出会った7人のこびとたちや、城の外の世界へいざなってくれたジョナサンに救われます。誰もが希望を失いかけた時、仲間たちと力を合わせ、白雪姫の優しさが起こした素晴らしい奇跡とは…?白雪姫役には、スティーヴン・スピルバーグ監督作『ウエスト・サイド・ストーリー』の主演に抜擢され、ゴールデン・グローブ賞の主演女優賞を受賞するなど賞賛を集めた若手最注目俳優レイチェル・ゼグラー。その繊細な演技と伸びやかな歌唱力を生かして、可憐で美しくも内なる強さを秘めた白雪姫を演じます。

東京・六本木に一夜限りで出現した、本作の中で白雪姫が迷い込んだ森を彷彿とさせる色鮮やかな花々が咲く“白雪姫の森”。まるでディズニープリンセスが舞い降りたかのように、美しいドレスに身を包んだ白雪姫役のレイチェル・ゼグラーと白雪姫役 プレミアム吹替版声優の吉柳咲良さんがステージに登場すると、この日のために日本中から駆けつけたファン達から大歓声が鳴り響きました!レイチェルは「『白雪姫』は自分にとって本当に大切な作品で、自分がこの作品を作っていて本当に楽しかったのと同じくらい、みなさんに愛していただける作品だと確信しています。本当に才能溢れる、これからどんどん活躍が楽しみな咲良さんと、こうやって一緒に立つことができ分かち合えることをとてもワクワクしています」と今の気持ちを語り、吉柳さんは「レイチェルさんが来日してくださって、こんな特別な日はありません。今日初めてお会いしたのですが、すごくチャーミングでずっと優しく接してくださって感動しました。お会いできて本当に光栄です」とレイチェルへの溢れる思いとともに挨拶されました。

次に、夢の共演が実現した2人の白雪姫役によるトークセッションへ。映画プロモーションでは今回が初来日となるレイチェルは、日本の印象について「ニューヨーク出身なので、寒いのも雪もへっちゃらです。雪が降らなければ『白雪姫』ではないのかなと思っています。」と会場を沸かせ、「日本は今回が初めてなのですが、実は昨日ディズニシーに足を運ぶことができて、ファンタジースプリングスにも行きました。この街で素晴らしいものをたくさん見れて、本当に楽しんでいます!」と、来日後の様子を明かしました。吉柳さんが日本で楽しみにしていることについて聞くと、レイチェルは「今回たくさんの友人たちと来日しているのですが、全員が抹茶のキットを買って帰りたいと言っています。アメリカでも大人気で、日本のお茶の作法をまだマスターしていないので興味がありますし、日本の伝統に触れて日本らしい経験をして帰りたいと思っています」と、滞在中の予定を話しました。そんな日米2人の白雪姫の夢の共演が実現したこの日、お互いの印象について聞かれると、レイチェルは「世界のみなさんに向けて、素晴らしい演技と歌を披露してくださる方々がしっかりとそれぞれの国に伝えてくれるということを知っています。咲良さんの心からのパフォーマンスは、まるで私たちと一緒に撮影していたかのようで、そのパフォーマンスをこれからご覧いただけることは贈り物だと思います。実は2人とも『ロミオ&ジュリエット』のジュリエット役を演じている縁もあるんです。白雪姫を彼女に演じていただいたことで、この作品に“光”がもたらされたと思います。その咲良さんの演技の一部に自分がなれたことを大変光栄に思っています。それから、こんなに素敵で可愛らしい方はいらっしゃらないのではないかと思うくらい、内側も外側も美しい方です。こうやって日本に来れて、新しい素晴らしいお友達と出会えてとても嬉しいです!」と答え、吉柳さんは「『白雪姫』を観たとき、歌がとても上手で何もかもが本当にキラキラしていて、たくさんのトキメキがありました。ご本人もすごく可愛らしくて優しくて、本当に白雪姫そのものだなと思いました。本編を観ていてもそれをすごく実感して(レイチェルさんのことが)大好きになったのですが、今日お会いしてそれ以上に大好きになりました。本当に会えて嬉しいです!」とお互いが演じる白雪姫を称賛し合いました。
日米の白雪姫が夢の共演!圧倒的な歌唱力で劇中歌を披露

続いて、白雪姫役2人による、劇中曲「夢に見る ~Waiting On A Wish~」の歌唱披露へ。本楽曲は、『ラ・ラ・ランド』『グレイテスト・ショーマン』等の⾳楽を担当してきたパセク&ポールが本作のために書き下ろした洗練されたミュージカル・ナンバー。かつてやさしさにあふれていた王国が、女王の支配により変わってしまったことを憂いている白雪姫の“変わりたいのに、変われずにいる葛藤”が表現されています。本楽曲についてレイチェルは「ディズニープリンセス作品には願いを歌った曲があり、今回“夢に見る ~Waiting On A Wish~”を手掛けたパセク&ポールも、そういった歌が新しい観客に届くようなものにしたいと書いた曲です。ありのままの自分をいかに彼女が見つけるのか、自分自身がなりたい人物にいかに彼女がなっていくのかを歌っています。この素晴らしい曲を自分が歌えるだけで嬉しいのですが、今日みなさんと分かち合えることをさらに嬉しく思っています」と語り、吉柳さんは「レイチェルさんがおっしゃった通りで、とても繊細に美しく表現してくださったレイチェルさんの歌声を何度も聴いていて、その凛とした強さや心の葛藤などいろんな感情が色鮮やかに表現されています。この曲は『白雪姫』の中でもキーになってくる大切な歌だと思っています」と魅力をアピールしました。
雪のように純粋な心を持つ白雪姫を体現するかのような2人が、本編でも観ることができない“一夜限り”の英語と日本語がミックスされた特別バージョンで、お互いを見つめ合いながら美しいハーモニーを街中に響かせ、会場全体から大きな拍手が贈られました。歌い終えたレイチェルは、「才能溢れる方とこんな風に共演できるのは嬉しいこと。私はこの作品に2021年から携わってきていて、楽曲を何度も聴いているのですが、そこに咲良さんが新しいものをもたらしてくださいました。全く新しい楽曲かのように自分の耳に響いてきたということは、咲良さんがいかに才能のあるかの証明だと思っています」と吉柳さんの歌唱力を大絶賛し、吉柳さんは「こんな夢みたいなことがあるんだと、本当に幸せな気持ちでいっぱいです。オーディションを受けたときからレイチェルさんの歌声を聴き続けていたので、今隣で聴けているだけ幸せで。一緒に歌わせていただけるなんて恐れ多いのですが、本当に受かってよかったなと改めて思いました。映画の中で見ていた白雪姫が目の前にいると思うと、気持ちが高鳴りますね。レイチェルさんと出会って『『ウエスト・サイド・ストーリー』もいつか絶対にやると決めたくらい、本当に歌もお芝居も大好きなので、今後は同じ作品に出られるようにがんばりたいと思いました」とレイチェルとの新しい夢ができたことを明かしました。
最後は、いよいよ劇場公開を迎える本作を楽しみにしている日本のファンに向けて、レイチェルは「観てね!」と流暢な日本語も交えながら、「この作品は一生に一度しかないのではないかというくらい、自分にとって本当に大切な作品です。白雪姫になれたこと、そしてディズニーファミリーの一員に温かく迎え入れられてからの道のりを経験して、今みなさんの姿を見てとても心が温まっています。1937年に作られたアニメーションがディズニープリンセス作品にもインスパイアを与えながら育ったように、この作品が若い方にとってそういった作品になってくれればと思います」とメッセージを送り、吉柳さんは「夢のような時間を作ってくださったみなさん、日本に来てくださったレイチェルさんに感謝しかありません。アニメーションの世界から飛び出してきたような映像美や、ミュージカル版ということで楽曲も素晴らしいものばかりです。レイチェルさんのチャーミングで美しく、優しさに溢れる白雪姫をたくさんの方々に見ていただきたいですし、私自身すごく感動して絶対にいい映画になっていると自信を持って言えるので、ぜひ観に来ていただけたら嬉しいです」と公開への期待感を高めました。

最後に、たくさんの白雪姫になりきった観客たちと一緒に記念撮影!レイチェル自らカメラを持ち撮影をする無邪気な様子も見せ、会場には会えた喜びから泣くファンたちの姿も。ファンたちとの触れ合いを楽しみ、まるで魔法にかけられたような夢の一夜が幕を閉じました。

全ての“ディズニープリンセス”の原点となった“白雪姫”が新たなミュージカルナンバーと共に蘇る『白雪姫』。抜群の演技力と歌唱力を誇る白雪姫役のレイチェル・ゼグラーと白雪姫役 プレミアム吹替版声優の吉柳咲良さんが命を吹き込む最高のファンタジー・ミュージカルが、この春、いよいよベールを脱ぎます――。