映画『シャッフル・フライデー』ジャパンプレミア!
日本公開を目前に控えた8月25日(月)、日本版声優を務める小笠原亜里沙さん(アンナ役)、唐沢潤さん(テス役)、伊藤彩沙さん(リリー役)、そして特別ゲストであるキンタロー。さん、柏木由紀さん、超ときめき♡宣伝部の辻野かなみさんが、ジャパンプレミアイベントに登壇しました。L.A.を舞台にした本作ならではのカラフル&ハリウッドのプレミアイベントを意識したゴージャスな衣装で登場し、ステージを華やかに彩りました。

過去に何度も、リンジー・ローハン、ジェイミー・リー・カーティスの吹き替えを務めてきた小笠原さんと唐沢さんは、「娘から見て母親のことは分かっているつもりでしたが、今回、この役を演じてみて母の苦労や色んな過去を知れて、いま母を思うと(こういうことがあったんだな)、という気持ちです。またリンジーは過去にも何作か演じましたが、リンジーもそれなりに歳を取っていますが、すごくいい歳の取り方をしていて。私もリンジーと同じようにいい歳の取り方をしたいと思いました。」(小笠原さん)、「とてつもなく難しい役でした。ただ、私の強みは自分が10代、20代、30代、40代、50代と、そして今ジェイミーと同じ歳ですが、60代を生きてこれましたので、その世代ごと、その時代に生きていた自分のことを改めて思って、感慨深くなりました。また、今やスーパーヒーローが登場するような作品がたくさんありますが、この作品は家族のささやかな日常の中の想いが描かれた作品で、母や祖母のことを思い返して、吹き替えできることが切なくも幸せな瞬間でした。」(唐沢さん)、そして今作が初の実写吹き替えとなる伊藤さんは「初の実写吹き替えでしたが、やはり2次元と3次元では感覚が全然違い、一からご指導いただきながら、収録に挑戦させていただきました。また演じたリリーはオシャレが大好きで、ちょっぴりプライドが高いんですが、だからこそ自分の素直な気持ちを周りに言えなかったり、といういじらしい部分が魅力的なキャラクターなので、ぜひ皆さんの心に届いたらと思いますし、きっと推しキャラになるような子なので、楽しんでいただけたらと思います。」と、母&祖母と娘が入れ替わるそれぞれの【シャッフル】演技について振り返りました 。
そして「ファッションがとにかく可愛くて!劇中ではテスがファッションリーダーとなっていて、とくにテスの衣装を見てほしいです!」(小笠原さん)、「心はティーン・エイジャーだけど、見た目はおばあさんなので、そのギャップをどれだけ表現できたか分かりませんが、内面の複雑な想いを、ちゃんと画面で見せてくれる、衣装や小物、家の中などの美術が素晴らしいです。高齢者ならではの遊び心満載のファッション、すごく参考になりました。ピンクをとてもキュートに着こなすテスが可愛かったです。」(唐沢さん)、「私もファッションが印象的で、リリーのファッションは個人的にツボで、同世代の女の子にはぜひ参考にしてもらいたいです。またパジャマも可愛くて、寝るまでお洒落していて、ぜひ真似したいと思いましたし、お母さんと娘の描かれ方も素敵で、作品を見た後に実家の母に会いたくなるような、ほっこりする気持ちになりました」(伊藤さん)と本作の見どころを紹介しました。
イベントの後半には、“家族4人、3世代がシャッフルする物語”ということで“家族大好き3世代別”特別ゲストとしてキンタロー。さん、柏木由紀さん、辻野かなみさん(超ときめき♡宣伝部)が登場しました。
そして本作品を一足先に観た3人より、それぞれの視点で「色んな世代が出てくるので、世代ごとにあるあるが詰め込まれている映画でした。面白く、明るいあるあるを楽しく観ることができました。そしてキャラクターはやはり同じ世代であるアンナにとても共感しました。母親であるアンナが娘であるハーパーを想うあまり、ちょっと口うるさく言ってしまうのが、きっと私にも子供ができたら、こんな風になるんだなぁと感じました」(柏木さん)、「私は娘世代なので、親に言われてついつい反抗してしまう気持ちなど、見ていて学生時代を思い出しました。皆さんもきっと共感できるポイントがたくさん詰まっているのでそれを見つけてくれたらと思います。」(辻野さん)、 「日本版声優ベリーベリーリスペクトです!あと、入れかわった後にテスが『身体が重たい』って言うシーンにとても共感しました!身体が重たいのが本当に分かります!若いころは身体が軽いんですよね、とても共感しました」(キンタロー。さん)とそれぞれの共感ポイントを語りました 。
また、「若いころ、母は有名になりたくオーディションを受けたけど、落ちて有名になれなかったんです。私はその母の思いを背負って色んなオーディションを受けてAKB48に受かりました。」(柏木さん)、辻野さんは「超ときめき♡宣伝部として活動して10年経ちましたが、最初はアイドルになりたいという私に対して、親も反対していました。でも今は、アイドルとしての私を応援してくれて、Liveも見に来てくれます。当時は心配して言ってくれていたんだと思いました。」、キンタロー。さんは「最後のシーンで歌う曲があるんですが、その歌の秘密を知ったときに泣いてしまいました。」と、映画にちなんだ“家族大好き”エピソードを披露し、会場が温かな雰囲気に包まれました。

作品にちなみ【シャッフル(入れ替わり)してみたい人】を聞かれると、「キンタロー。さんになりたいです!娘がドッスンの顔が大好きで、キンタロー。さんと入れ替わって、娘の前でドッスンの顔を披露したいです!」(小笠原さん)、「ジェイミーになりたいです。私が30代の頃、色んなことに悩み不安定な時期に、レンタルビデオで借りて見た映画のヒロインがジェイミーで、その作品を見たおかげで元気をもらい、この先も生きていく勇気をもらえました。また、こんな風になれたらいいなと、ジェイミーのように髪を切ってショートカットにしました。本当に勇気をいっぱい貰いました。」(唐沢さん)、「辻野かなみさんになりたいです!私はアイドルが好きで、アイドルは一体どんな一日のスケジュールを送っているのか気になります、ぜひ体験したいです!」(伊藤さん)と回答。柏木さんは「“秋元康さん”です。アイドルをいっぱいプロデュースして、曲もたくさん作って、秋元さんの脳ミソはどうなっているのか、知りたいです!」と恩人への敬意を表し、辻野さんは「麒麟の川島さんになりたいです!最近、番組で一緒になることが多いのですが、MC力がとてもすごいです。」そしてキンタロー。さんは「アンジーになりたい!アンジーは今までコメディー作品に出ているのをあまり見ていないので、アンジーになってコメディー作品に出まくりたいです!」と答え、会場から大きな笑いが巻き起こりました。
最後に、唐沢さんが「この作品は女性たちも活躍しますが、その女性を支えてくれる男性の役者さん達がとてもチャーミングです。素敵な女性を支えてくれるのは素敵な男性です。ディズニーならではの素敵な作品なので、一人でも多くの人に映画館で見てほしいです。」小笠原さんが「色んな世代の方と見に来ていただきたいです。そしていっぱい喋ってほしいです。まだ自分の知らない世代ごとのことを知ることもできます。ぜひ劇場に見に来てほしいです!」と、涙ぐみながら作品への思いを語り、世代を超えた“女子トーク”で盛り上がったジャパンプレミアは幕を閉じました。