12月6日(金)実施:初日舞台挨拶 ご報告レポート
数々の作品で観客を物語へと引き込む珠玉の音楽と圧巻の映像美で、世界中を感動の渦に包み込んだディズニー・アニメーション・スタジオ。その最新作として、第89回アカデミー賞®、第74回ゴールデングローブ賞など数々の映画賞にノミネートされた『モアナと伝説の海』の続編、『モアナと伝説の海2』が12月6日(金)に全国公開となりました。
前作の壮大な冒険から3年、少し大人へと成長し、海と特別な絆で結ばれた主人公・モアナは、1000年にひとりの“導く者”となり、世界を引き裂いた神の呪いを解く危険な航海に仲間と共に繰り出します。たとえ、どんな運命が待ち受けていても──。
日本に先駆け、11月27日(水)から全米で公開されるや、感謝祭シーズン5日間興行収入〈11/27(水)~12/1(日)〉2億2100万ドル(323億円)を記録し、5日間オープニング興行成績で、これまでNo.1の座に君臨していた『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(2億460万ドル)や、ディズニー・アニメーション・スタジオ作品の最高オープニング記録だった『アナと雪の女王2』〈2019/11/22(金)公開/初日4220万ドル、週末3日間1億3026万ドル〉を超え、映画史上最高の興行収入記録を樹立する快挙を達成! 歴史に名を刻む驚異的な成績を記録しました。
また、週末3日間興行収入(11/29(金)~12/1(日))1億3550万ドル(209億円)となり、全米興行収入ランキングで堂々の首位デビューを飾りました。さらに、世界各国でもモアナ旋風を巻き起こしており、全米を含む全世界のオープニングは5日間で3億8600万ドル(594億円)を超え、全世界でもディズニー・アニメーションの歴代オープニング記録を樹立。続々と記録を塗り替え、2024年の最後を飾るビッグウェーブとなる超特大ヒットを記録しています!
この度、12月6日(金)に、本作の日本公開を記念して初日舞台挨拶を開催!モアナの日本版声優を務める屋比久知奈さんをはじめ、モアナの相棒マウイ役の尾上松也さん、本作から登場するモアナとマウイが大好きな伝説オタクの青年・モニ役の小関裕太さん、天才肌の頼れる船大工の少女・ロト役の鈴木梨央さん、そして、漆黒でコウモリのように舞い、モアナを惑わす存在として現れるキャラクター・マタンギ役のソニンさん、モアナの大切な存在である妹・シメア役の増留優梨愛さんら、本作を彩る豪華俳優陣が集結!いよいよ初日を迎えた心境や、本作への思いの丈を余すことなく語りつくしました。
さらに、前作からの続投となるモアナを見守る理解者タラおばあちゃん役の夏木マリさんも駆けつけ、屋比久知奈さん、尾上松也さんとは前作以来の久々の再会が実現!
そして、本作でモアナが二度と戻れないかもしれない危険が待つ航海へ向かう際に、どんな迷いや葛藤も越えてゆこう、自分を信じ進み続けようと決意する、物語の鍵となる楽曲「ビヨンド ~越えてゆこう~」を屋比久さんが歌唱、そして劇中の冒頭を飾り、これからはじまるモアナ達の大冒険に期待高まるオープニングに相応しい楽曲「帰ってきた、本当のわたしに」を中継が繫がっている札幌、名古屋、大阪、福岡の全国4都市のファンと一緒に大合唱! 日本中を歌とともにモアナ一色に染め上げました!
ついに迎えた公開初日を祝して、豪華日本版声優陣が揃い踏み!
全世界で史上No.1となる興行記録を続々と塗り替え、2024年の最後に世界中を巻き込んだ超特大ヒットを記録している本作『モアナと伝説の海2』。
新たな仲間たちと航海へと旅立ち、再び困難に立ち向かうモアナの新たな冒険に、世界中から絶賛と感動の声が寄せられる中、満を持しての日本公開を迎えたこの日、前作に続き日本版声優を務める屋比久さん、松也さんのほか、今作から物語に加わった、小関さん、鈴木さん、ソニンさん、増留さんが揃って登壇。
この日は東京のみならず、札幌、名古屋、大阪、福岡の全国4都市の劇場とも中継を繋いでの初日イベントということで、キャスト陣は日本全国からの温かくも盛大な拍手に迎えられて舞台挨拶はスタートしました。
待ちに待った公開初日を迎えた気持ちと共に挨拶したキャスト陣。屋比久さんは「この大好きな作品を皆さんとシェアできることが嬉しいです。皆さんにモアナの元気を、勇気を持って帰っていただきたいです」、松也さんは「早く皆さんにこの作品を届けたかったので、今日という日を迎えられて本当に嬉しいです」、小関さんは「今回モニとして、モアナと一緒に旅をしてきました。映像も本当に美しくて、素晴らしい音楽も沢山あります。今日は客席にもモアナの格好の方が沢山いますけど一緒に素敵な旅に出てほしいです」、鈴木さんは「今日という日をすごく楽しみにしていたので、お届けできることが嬉しいです」、ソニンさんは「初日に迎えるにあたって昨日眠れなくって、今日も早く起きてしまって。初めての声優のお仕事で、『初日を迎えるってこういう気持ちなんだ!』と緊張してたんですけど、会場に入るとすごい熱気でワクワクしています」と、それぞれ喜びと初日を迎えた事へのワクワクが想い溢れる様子。
そして、本作から登場するモアナの大切な妹・シメアを演じ、本作では初めてのイベント登壇となった増留さんは「舞台挨拶は初めてなので緊張しています。でも、すっっっごく楽しみにしていたので嬉しいです! このような素敵な舞台に立てて感激しています」と、大人びた見事な挨拶。これには思わず、他の登壇者も会場も「可愛すぎる!」とメロメロ。
屋比久さんは「今日初めてお会いできて、アフレコの時に聞いていたシメアの声からメロメロだったので、本当に会えて嬉しいです」と、妹・シメアにリアルに出会えたことに感激を口にしました。
そんな屋比久さんと増留さんはこの日、それぞれが演じた姉のモアナと妹のシメアをイメージした、同じ生地を使った衣装を身に付けての登場ということで、「キラキラしているところ、ヒラヒラしているところがかわいくて大好きです!サンダルも一番大好きです!」と、屋比久さんも「キラキラしているところ可愛いです! もう、圧倒的可愛さで……目に入れても痛くないです(笑)」と、まるで本当の姉妹のように仲睦まじいやり取りを交わしました。
全国とも中継が繋がる中での舞台挨拶ということで、屋比久さんから札幌の劇場へ、松也さんは名古屋へ、小関さんは大阪へ、鈴木さんは福岡へと呼びかける一幕では、各地大盛り上がりの様子で手を振り合い日本中が一体となる中、公開初日を迎えて「友人から当日に観に行くねという声は沢山もらっていたので、早く感想が聞きたいです!」 と、友人とのやり取りを明かした屋比久さん。
また、初日の劇場に駆け付け舞台挨拶の後に上映を控える観客へ向けて、「それぞれの方が、それぞれグッとくるポイントがあると思いますが、やっぱりモアナが持つエネルギー、優しさ、強さ、勇気。迷いながらもまっすぐに進んでいく彼女の背中に、私自身が勇気をもらっているので、この作品を観て皆さんにもそういう気持ちになってほしいです」と、モアナのまっすぐで力強い姿から勇気を受け取って欲しいと語り掛けました。
続いて、約7年ぶりに半神半人の英雄・マウイを演じた松也さんは「7年ぶりにマウイをできてすごく嬉しかったんですけど、世界中の皆さんが前作を何度も観てくれていて、実質7年経った気がしなくて。ずっと前作から今まで続いているような気がしていました。久しぶりだけど久しぶりじゃない感じ」と、前作公開以来変わらない本作の人気ぶりを感じながら、「モアナは成長しましたが、半神半人のマウイは見た目も変わらないので、前作のことを思い出しながら、今作ではモアナとの絆がどれくらい強くなっているか、そういう内面の部分を意識しました」と、キャラクター愛溢れるコメントでアフレコを振り返りました。
そして、軽快なラップも早くも話題となっているマウイが歌う劇中歌「できるさ!チーフー!」について「最初聴いた時は『これ僕、できるのかな?』とビックリしましたが、歌ってみるとすごく楽しい、モアナを勇気づける曲で、誰かの応援歌として楽しんでいただけたらと思います」と、高い難易度ながらも楽しみながら歌ったことを明かしました。
新たにモアナを支える仲間として旅を共にするモニを演じた小関さんは「映像美が本当にすごいです! 美しさに口が空いて鳥肌が立ちっぱなしで。ストーリーももちろん素敵なんですけど、目から耳から入って来る情報への感動が凄くて。観終わった後にいい意味でのため息が出ました」と、自身が映画を見た時の感動を口にし、「だけど、美しさだけじゃない海の怖さ、初めは同じ方向が向けない仲間と旅をする大変さに、それを乗り越えていく力。自分が苦難と出会ったときに観たくなるような作品です」と、困難に立ち向かうモアナと仲間たちから自身も勇気をもらったと語りました。
鈴木さんも「南国の海の壮大さ、水の動きも細かい部分までリアルでビックリしました」と語り、加えて、「モアナが自分のためだけじゃなく、相手を思いやりながら行動を起こす姿に、道に迷ったり壁に阻まれたとしても、そんな時に背中を押してくれる作品だと思います」と、小関さんと同じく映像美への感動を上げながら、作品の持つ、観る者にパワーを与えるような魅力をアピールしました。
続いて、ソニンさんは自身が演じたマタンギが、世界で映画が公開されるや否や「かっこいい!」と大きな話題となる中、作中でも主人公・モアナの道標ともなるそんな“カッコいい”マタンギについて「まず楽曲がかっこいいのでその魅力があるのと、マタンギが作品の中でモアナに『あなたは私に似ている』というようなセリフを言うんですけど、彼女はモアナに対して先輩のような余裕をみせながら、マタンギもまた何かを背負っているキャラクターで、そのつかみどころがないところが彼女の魅力だと思います」と、自身の演じたキャラクターを深く分析。
また、「道は一つじゃない」という、マタンギがモアナに贈るセリフを「この作品の一つの大きなメッセージ」と表現して、映画を観る者誰もに刺さる、マタンギの印象的なセリフにも注目してほしい」と呼びかけました。
そして、増留さんはモアナというキャラクターの好きなところについて、「心が強いところが好きです。雷や波が来ても船を横にしたり縦にしたり行ける道を探しているところがスゴイと思います」と、海と特別な絆で結ばれたモアナの冒険する様子を上げて、ここでも可愛らしく話しました。
今作では、新たな航海へと旅立つモアナにとってカギともなる重要な楽曲「ビヨンド ~越えてゆこう~」の曲中で、前作の楽曲「どこまでも ~How Far I'll Go~」でも登場する、「私はモアナ」という歌詞が再び歌われ、SNS上でも力強く歌われるこの部分に多くの人が胸を打たれたと盛り上がりを見せています。
今回はこの「私はモアナ」のフレーズにちなんで、「私は〇〇」と、自分らしさを表す一言をフリップに書いて発表することに。
ふざけすぎたかなとおどけながら披露したトップバッターのソニンさんは『わたしはスイカ』のフリップを披露。 「大好きなんですよ!スイカが!夏の主食がスイカで、夏にはスイカの匂いがするらしいので、ほんとに私自身がスイカなんですよ」と力説し、会場を笑わせます。
続く鈴木さんは、それを直したいとという気持ちも付け加えて、『わたしは人見知り』。
小関さんは『わたしはマニア』と、伝説オタクである演じたモニとどこか似ているような素顔を明かします。
続く増留さんは楽曲のメロディに乗せて、『わたしはチョコ~』と、大好きなチョコアイスのエピソードとともに披露。
松也さんは『わたしは集めがち』と、どこか小関との共通点を感じるフリップで意気投合の様子。
そして、トリを務めた屋比久さんは『わたしはモアナ!!』と、誰もが納得のフリップを掲げ、これには会場からも大きな拍手が。それぞれ意外なパーソナリティを明かし会場を盛り上げました。
全国の劇場と中継を繋ぎ劇中歌を約1000人で大合唱!日本中がひとつに!
沢山の魅力的な楽曲が流れる本作『モアナと伝説の海2』の中でも、モアナが二度と戻れないかもしれない危険が待つ航海へ向かう際に、どんな迷いや葛藤も越えてゆこう、自分を信じ進み続けようと決意するシーンで歌う「ビヨンド ~越えてゆこう~」が、公開前から多くの人の心つかんで話題となる中、この日も、この大切な楽曲をモアナ役の屋比久さんが生歌唱で披露することに。会場中、そして全国へと響き渡る屋比久さん=モアナの圧巻の歌声に思わず涙する観客の姿も。
目の前で屋比久さんの歌のパワーを体感した松也さんは「7年前に初めてお会いした時には沖縄から出てきたばかりで、それから東京で色々な経験をされたと思うんですけど……その時から変わらず透き通った声でいられる屋比久ちゃんを尊敬します!」と、前作の共演から変わらぬ、そしてモアナと同様に成長した歌声に感心のコメントを寄せました。
そして、大盛況の舞台挨拶のフィナーレとして、さらに1曲、今度は中継で繋がっている全国各地のファンとともに、劇中歌の 『帰ってきた、本当のわたしに』 を合唱することに。
作中のモアナが冒険を通してすべての海を繋ぐものであったように、この日は歌声が距離を越えて全国を一つに繋ぎ、日本全国がモアナ一色に! 公開初日にふさわしく、作品のオープニングを華やかに飾る楽曲に声をあわせ、各都市の会場に集まった全国約1000人のファンと共に特別な時間を過ごしました。
作品の世界を象徴する2つの楽曲歌唱に湧く中、会場の観客には明かされていない、追加特別ゲストとして、モアナの祖母であり、いつもモアナを想う良き理解者であるタラおばあちゃんを演じた夏木マリさんが登場!思わぬサプライズゲストの登場、そして、約7年ぶりにモアナ役の屋比久さん、マウイ役の松也さんと並んだ様子に会場はこの日一番の大盛り上がりに。
屋比久さん、松也さんとの再会と、前作に続き再びタラおばあちゃんとして作品へ帰ってきたことに夏木さん自身も「7年も経ちました!?」と驚きをみせつつ、「(当時は)大学生でしたもんね……立派になられて!ほんとにうれしいね!」と、まるで本当のお婆ちゃんかのように屋比久さんに語り掛け、これには屋比久さんも感極まった様子で、目を潤ませながら喜びの笑顔。
完成した映画を観た夏木さんは、「今回も元気を貰いました。モアナがめちゃくちゃたくましくなって。前作も思いましたが行動することって大事だなと感じました」と、前作から7年経った最新作でも変わらない作品の持つエネルギーとメッセージを全面にアピールして感動を伝えました。
初日にふさわしく、笑いあり涙ありで大盛り上がりとなったイベントの最後に、屋比久さんは「この作品は語り尽くせないほど魅力に溢れて作品ですが、モアナが今回は仲間と一緒の船旅でより成長した姿、仲間たちと一緒だからこそ乗り越えられるものがあって。そんな中で迷いながらも航海する仲間の助けを借りて、相棒のマウイと背中を預け合って、そんな時にいつもタラおばあちゃんやシメアが心の中にいて。絆や強さを感じられるとてもとても温かい回作品だと思います、是非この作品を沢山愛していただけたらと思います!ありがとうございました!」と、この日登壇した仲間たちに囲まれてさらに成長したモアナの、新たな冒険の魅力を力強く伝え締めくくりました。
世界中で感動の渦を巻き起こしているディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海2』は海を愛する“モアナ”が新たな運命へと漕ぎ出す冒険物語を、ディズニーらしい数々の音楽が彩る感動のミュージカル・アドベンチャー。アニメーションとは思えない、南の島や美しい空、そして海のリアルな描写と壮大なスケールの物語にぜひご期待ください。『モアナと伝説の海2』は12月6日(金)本日より公開。