壮大なアフリカの大地を舞台に“生命”をテーマに描き、映画、演劇、音楽と頂点を極めた一大叙事詩『ライオン・キング』。アニメーション映画として1994年に誕生した本作は、映画賞、音楽賞を総なめにし、奇跡の映像美、圧巻の楽曲、心震える感動の物語は全人類を熱狂させました。そして『ライオン・キング』は進化を遂げ、2019 年にはリアルを超えた超実写版『ライオン・キング』として全世界で公開し、『美女と野獣』、『アラジン』を超え、ディズニー映画で世界歴代映画興収No.1となる約16.6億ドル(約2,639億円 1 ドル159円換算:1/8)を記録!まさにキング・オブ・エンターテイメントとして君臨し続けています。そのはじまりを描く、ディズニー史上、最も温かく切ない“兄弟の絆”の物語『ライオン・キング:ムファサ』が大ヒット公開中!先月20日(金)に劇場公開を迎え、オープニング3日間で全世界興行収入No.1となる1億2,220万ドル(※約194億円)を記録、全米映画批評サイトRotten Tomatoes(オーディエンススコア)では89%(1/8時点)という高得点を獲得!(※1ドル=159円・1/8現在/Box office mojo参照)この年末年始も勢い止まらず全国の劇場を賑わせ、現時点までに興行収入16億1,689万円、114万8,010人を動員しています。(※1/7現在)
SNS上では「ムファサとタカが仲良くしている楽しいシーンなのに心がずっとキュッとなる。」「スカーの未来を知っているだけに切なかったです。」「大好きな作品ライオン・キングのムファサとスカーの始まりが、こんなにも切ないなんて、、」など、主人公のムファサと弟のタカ(後のスカー)への共感コメントが続々!ディズニー史上、最も温かく切ない“兄弟の絆”の物語に涙したという人も多く、大反響となっています。そんな本作の大ヒットを記念し、本日、『ライオン・キング:ムファサ』ムファサ&タカ 応援上映会を開催!尾上右近さん、松田元太さん(Travis Japan)、MARIA-Eさんら超実写プレミアム吹替版声優が登壇し、作品の魅力を語り尽くしました。
尾上右近さん&MARIA-Eさん 圧巻のパフォーマンスで会場魅了!
多くのファンたちが待つ会場に最初に登場したのは、本作の超実写プレミアム吹替版にて主人公ムファサ役を務めた尾上右近さん。盛大な拍手で迎えられた右近さんは、「明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!」と笑顔で挨拶。「手洗い・うがいをしっかりして、(体調には)お気を付けくださいね」と会場に集まったファンたちを気遣いました。本作の大ヒットを受けて、「公開するまで夢のようでしたが、たくさんの方から感想の声をいただき、皆さんの目に届いていることを実感する日々です。歌舞伎の人間は休みが少ないのですが、周囲の先輩方に中にも31日や元旦に観てくださった方もいて。大ヒットも嬉しいですし、何より、自分が主役を担当させていただいた作品を多くの方にご覧いただけて嬉しいです」と反響の大きさを喜びました。そんな右近さんが演じたのは、前作『ライオン・キング』(2019)で息子シンバを命がけで守った父ムファサ王。彼と、彼の命を奪った“ヴィラン”スカー(タカ)の若き日を描く本作では、かつて血のつながりをこえて“兄弟の絆”でむすばれていたふたりの《衝撃の秘密》が明かされる――。自身が演じたムファサについて、右近さんは「ひとりぼっちになってしまったところから、いろんな経験をしていくんです。メスライオンとも関わりがあって、タカのお母さんにもいろんなことを教えてもらったムファサは、包容力と判断力がある。柔らかい部分と強い部分が同居していて、器の大きいライオン。それが王になる所以なんじゃないかなと思います」と魅力をアピールし、「サラビに対しては秘めた思いがありましたが、“タカのために”と思ってやったことが、知らず知らずのうちに、自分の魅力に繋がってしまい、サラビと通じ合う。そこが未来の『ライオン・キング』に通じていくんです」とも話しました。そのムファサが、冷徹な敵ライオン・キロスから群れを守るため、タカと共に新天地を目指す中で、後の妻となるサラビと仲を深めていくシーンにも注目してほしいと語ります。そこへ、サラビ役の超実写プレミアム吹替版声優を務めたMARIA-Eさんも駆けつけました!ムファサの魅力について問われたMARIA-Eさんは、「圧倒的王者の器。そして、立ち姿もとても好き。女性は惚れてしまうような存在ですよね」とコメント。右近さんは、「ムファサは器の大きさや前に進む力がある一方で、支えてあげたいと思わせたり、母性本能をくすぐったりするような隙もある。そういうところが、サラビは惹かれるのではないですかね。そしてサラビは、完全ではないムファサに気づきを与えてくれたりする存在で、そんなサラビにムファサは惹かれていくのではないかと思います」とコメント。「互いに補い合っているような」(MARIA-Eさん)、「これが夫婦の理想の形ですよね」(右近さん)とも話し、ムファサとサラビの関係性が、『ライオン・キング』(2019)にも繋がる重要な要素なのだと付け加えました。ムファサとサラビに纏わるトークが盛り上がったところで、物語の中で、次第に惹かれ合っていくムファサとサラビの想いを歌った劇中歌「聞かせて」を、右近さんとMARIA-Eさんが生歌唱!静かに心を通わせ合う劇中のムファサとサラビかのように、時折見つめ合いながら、美しいハーモニーで観客たちを魅了したふたり。「何度でも一緒に歌わせていただきたいと思う曲。自分の孤独を打ち明け、サラビと出会えた喜びを表現する、多幸感溢れる曲。歌っていてもあったかい気持ちになりました」(右近さん)、「顔を合わせて歌うのは、これが2回目ですが、全然歌い足りないです!何回でも歌いたいです!」(MARIA-Eさん)と笑顔をみせました。
松田元太さんがセリフ生披露!高い表現力を尾上右近さん&MARIA-Eさんも称賛!
余韻が冷めやらない中、会場内に突如、「オレに兄弟はもういない 溺れていたお前を助けてやったオレが今、溺れもがいている この怒りは決して忘れない」と不穏なセリフが響き渡り、ムファサの弟タカ(後のスカー)役の超実写プレミアム吹替版声優を務めた松田元太さん(Travis Japan)が観客席の方から登場!黄色い歓声があがりました。松田さん演じるタカといえば、両親とはぐれ孤児となってしまったムファサを群れに引き入れたライオンの王子。そして後に“ヴィラン”スカーとなり、ムファサの命を奪うこととなります。そんなタカの魅力について、松田さんが「後にスカーと呼ばれるタカは、可愛らしさを持っていますが、グラデーションというか、闇落ちしていくところが魅力」と語ると、MARIA-Eさんは「不器用ですよね。そこが愛らしいというか、どこか憎めない。みんなに愛されるキャラクターなんですよね。そこからの闇落ちに興奮しますね。カッコ良いし、萌えポイント」とコメント。右近さんも「純粋で、真っすぐで。“回線が3つしかないのかな?”というくらい、いろんな方法を知らないライオンなのですが、そこが良い!」と同調し、「げんげん(松田さん)も、闇落ちしそうになったら言ってね!(笑)」と笑顔でコメント。松田さんが「言います!」と即答し、会場を笑わせました。次第に悪に転じていく難しい役どころを演じた松田さんは、タカを演じる上でのこだわりを「可愛らしい一面もありますが、スカーになる瞬間だったり、変わっていく過程はより大事に声で演じたいなと思いました。世界中の『ライオン・キング』ファンや、ディズニー作品を愛している方に“傷”をつけないように。皆さんが“スカー状態(闇落ちしたスカーの状態)にならないように、大事に、丁寧に、演じさせていただきました」と話します。そんな松田さんの演技を、MARIA-Eさんは「声の表現の幅がすごい。普段の声は特別低いわけではないのに、この音域の広さ。歌から繋がっているんですかね」と大絶賛!右近さんも「心がこもっているのが伝わってきますよね。“げんげん”は以前、誰よりもタカに寄り添ってタカに愛情があると言っていたが、本当にその通り!技術だけではなく、気持ちを注ぐことをやり切ったんだなと。“げんげん”の違う一面にびっくりされると思いますよ」と称賛すると、続けて、「(もう一回闇落ちボイスを聞かせていただきたいですけれども…みんなも聞きたいですよねー?」と目を輝かせ、本作のイベントでは恒例となっている“ムファぶり(=ムチャぶりの意)”を披露!突然のフリに驚きの表情を見せつつも、松田さんは瞬時に役に入り込み、「俺には何もない ムファサが全てを奪った」と本編にも登場するセリフを披露!繊細なタカというキャラクターを“声”だけで見事に表現した松田さんのギャップ溢れる姿に、会場中が拍手喝采!松田さんが「ムファぶり緊張するよ~先に言ってくださいよ!」とリアクションすると、右近さんは「良かったよ!!」と松田さんの演技力の高さを称賛しました。会場内が熱気に包まれる中、続いてMARIA-Eさんが、「(最後に“兄弟の絆”を感じるあの曲、聞きたいですよねー?」と右近さんと松田さんにさらに“ムファぶり”!ふたりは、これまでイベントやTV番組などでも繰り返し歌ってきた劇中歌「ブラザー/君みたいな兄弟」を生歌唱!本物の兄弟かのように仲睦まじかった頃のムファサとタカを思わせる息の合ったパフォーマンスに、観客たちもノリノリの手拍子で応対。イベントの締めくくりに相応しい大きな盛り上がりをみせました。歌の感想を問われると、「新年良い幕開けになりました。良い年になること間違いなし。楽しかったね。今日はいつもと違って、大人な感じだったよね」(右近さん)「僕も同じこと考えてた!ムファサとタカみたいに、この曲を歌うたびに、僕たちの絆も強くなっているのを実感します」(松田さん)と引き続き息ぴったり。それぞれ「歌舞伎の準備するときにも聞いています」(右近さん)、「ライブの日、シャワー浴びるときにも聞いてます」(松田さん)と楽曲への愛をアピールし合いました。
最後に3人それぞれ、映画を楽しみにしているファンに向けて、「愛を持ってたくさんの方に届けられるよう、自信を持って挑戦しました。個人としても勉強になった部分がたくさんありましたし、改めてディズニーが大好きになったし、ライオン・キング』もより大好きになりました!あったかくて切ない『ライオン・キング:ムファサ』をたくさんの方に観てほしいです。」(松田さん)、「他人ごとってないんだよということを強く伝える作品です。それをムファサが身をもって知っていて、みんなに気持ちを共有していくことで、世界が少しずつ変わってひとつになる。そして、その役を担ったムファサは王になっていく。新たな年を迎えた今、背中を押してくれる最高のエンターテイメントです。もう観た方にはもう1度観ていただきたいですし、観ていない方は“なにやってんの?!”と言いたいくらい、たくさんの方に観ていただきたいです!」(右近さん)とメッセージを贈り、イベントは終了しました。『ライオン・キング』のはじまりを描く、ディズニー史上、最も温かく切ない“兄弟の絆”の物語『ライオン・キング:ムファサ』。感動の声が広がり続ける本作にぜひ注目してください。