壮大なアフリカの大地を舞台に“生命”をテーマに描き、映画、演劇、音楽と頂点を極めた一大叙事詩『ライオン・キング』。アニメーション映画として1994年に誕生した本作は、映画賞、音楽賞を総なめにし、奇跡の映像美、圧巻の楽曲、心震える感動の物語は全人類を熱狂させました。そして『ライオン・キング』は進化を遂げ、2019 年にはリアルを超えた超実写版『ライオン・キング』として全世界で公開し、『美女と野獣』、『アラジン』を超え、ディズニー映画で世界歴代映画興収No.1 となる16.6 億ドル (約2,472 億円 1 ドル154円換算:11/18 時点) を記録!まさにキング・オブ・エンターテイメントとして君臨し続けています。
12月20日(金)に公開される映画『ライオン・キング:ムファサ』は、息子シンバを命がけで守ったムファサ王と、ムファサの命を奪った“ヴィラン”スカーの若き日の兄弟の絆を描く、『ライオン・キング』原点にしてはじまりの物語。冷酷な敵ライオン、キロスから群れを守るため新天地を目指す旅の過程で孤児から王へ運命を切り拓くムファサと、彼の運命を変える“弟”タカ(若き日のスカー)。血のつながりを超えた≪兄弟の絆≫に隠された驚くべき秘密とは?心をゆさぶる楽曲にのせて超実写版で描くキング・オブ・エンターテイメント!
本作の超実写プレミアム吹替版で、孤児から王へ自身の力で運命を切り拓くムファサと、王の血筋を受け継ぐ“弟”タカ(若き日のスカー)を追い詰め、彼らの運命を左右する重要キャラクターである“冷酷な敵ライオン”キロス役を演じるのは、渡辺謙さん。
公開まで残り1か月余りとなる中、本日11月18日(月)、作品の大ヒットを祈願して、本作でキロス役を演じる渡辺謙さんが、獅子(ライオン)にゆかりのある大阪・難波八阪神社を訪れました!
本会場イベントの会場となった大阪・難波八坂神社は、巨大な獅子頭をかたどった獅子殿がトレードマークで、その大きな口で勝利を呼び込み、邪気を飲み勝運(商運)を招くと世界中から参拝者が絶えない大人気スポットの神社です。
渡辺謙さんは、まず本殿でのご祈祷に参加。神主からのご祈祷を受け、本作の大ヒットを祈願しました。
その後、MCから紹介があると、難波八坂神社が誇る獅子殿の獅子の大きな口から渡辺謙さんが盛大な拍手に包まれながら登場!
「こんにちは。凄く良い天気で良かったです。先月から『ライオン・キング:ムファサ』キロス役を何度かに渡って収録をして、ちょうど今朝も最終チェックのセリフ直しを終え、今日大阪へやってきました。」とご挨拶。また、車から獅子殿が見えたという渡辺謙さんは「車から獅子の頭が見えたときに、いかに大きいかということを感じました。」と驚きの気持ちを話しました。
本日11月18日(月)はミッキーマウスのお誕生日というディズニーの記念すべき日ですが、本作の超実写プレミアム吹替版“キロス”役発表イベントが行われた10月21日(月)は渡辺謙さん自身のお誕生日であったことを尋ねられると「たまたまそういう日に当たったので、大きな『ライオン・キング:ムファサ』バージョンのケーキでお祝いをいただきました」と自身の誕生日エピソードを明かしました。
本作が初のディズニー作品への参加ということで本作の魅力を尋ねられると「アニメーションの頃から何作も作られている作品で、もちろん動物がメインの話だけれども、ある意味人間社会を投影しているような深いメッセージが隠されている、老若男女、そしていつの時代にも通用する、心に刺さる作品、だからこそ、その始まりの起源はどこにあるのかという作品が今回作られたと思っています。」と、語りました。
さらに、予告編を見て、小さな可愛らしい兄弟・ムファサとタカ(後のスカー)が、なぜあんなふうになってしまうのだろう、と切なく感じたというMCの感想を受け、「今までの作品をご覧になった方々は、最後ムファサとスカーがどういう結末になるのか分かりながら、このプロセスを一緒に体感していくという、結末が見えているだけに非常に切ない話になっています。ディズニー史上最も切ない話というのがこの作品の肝かもしれないですね。」と本作のポイントを語りました。また、「いろんな種類の動物が出てきますが、そんな多様性が人間の社会と似通っているような気がします。受け取り方によっては世代や男女でも違う感想が出てくるかもしれないので、みんなで感想を言い合ったりしても楽しいかもしれません。」と本作の楽しみ方を語りました。
また、自身が演じられたムファサとタカを追い詰める冷酷な敵ライオン“キロス”について尋ねられると、「“キロス“は、ただ悪いことを考えているキャラクターではなく、社会から疎外されているキャラクターなんです。血のつながりからくる憎しみだけでなく、自分たちの存在意義すら壊されてしまう、そんな苦しみや悩みを背負いながら、守るべきものを守ろうとしている、そんなキャラクターです。」とキャラクターについて明かしました。
さらに、音楽を担当するのはトニー賞、グラミー賞、エミー賞を受賞のリン=マニュエル・ミランダが作曲。
キロスが歌唱する劇中歌「Bye Bye」について尋ねられると、「たまたま私がニューヨークで「王様と私」の舞台をやっていた時に見に来ていただきましたし、私が彼の舞台を見に行った時に寛大に迎えて、一緒に写真を撮っていただきました。」とリン=マニュエル・ミランダとのエピソードを語った上で、かなり苦労したと話す劇中歌「Bye Bye」については、「字幕版の声優を演じるマッツ・ミケルセンの想いも汲み取り、アフリカっぽいノリの良い曲だけど、憎しみを込めるような歌なので、軽いノリというよりは念を込めてネチっと歌いました。」と込められた想いについて語りました。
最後に、大阪といえばということで、今後の阪神タイガースについて「藤川くんが新監督に就任したことについて、僕はとても良い人選だと思います。新しい体制になって選手の心持ちもすごく変わっているので、一ファンとしては見届けてシーズンを迎えたいと思っているので、ぜひ今度のキャンプは行きたいと思っています。岡田監督と矢野監督と金本監督のいいとこ取りといった感じの監督になるんじゃないでしょうか。」と熱く語りました。
最後に、「12月20日(金)より『ライオン・キング:ムファサ』劇場公開が始まります。今日明日と大阪を駆け巡りたいと思っておりますので、関西のみなさまぜひ劇場に足を運んでいただければと思います。」とこれから本作を楽しみにしているみなさんに向けてメッセージを贈り、盛大な拍手に包まれながらイベントは終了しました。