壮大なアフリカの大地を舞台に“生命”をテーマに描き、映画、演劇、音楽と頂点を極めた一大叙事詩『ライオン・キング』。アニメーション映画として1994年に誕生した本作は、映画賞、音楽賞を総なめにし、奇跡の映像美、圧巻の楽曲、心震える感動の物語は全人類を熱狂させました。そして『ライオン・キング』は進化を遂げ、2019 年にはリアルを超えた超実写版『ライオン・キング』として全世界で公開し、『美女と野獣』、『アラジン』を超え、ディズニー映画で世界歴代映画興収No.1 となる16.6 億ドル(約2,488 億円 1 ドル149.91円換算:10/21 時点)を記録!まさにキング・オブ・エンターテイメントとして君臨し続けています。その原点にして、はじまりの物語『ライオン・キング:ムファサ』が、12月20日(金)に公開!2019年の超実写版『ライオン・キング』で、息子シンバを命がけで守った父ムファサ王。彼の命を奪い、“ヴィラン”として強烈な存在感を放ったスカー。 最新作『ライオン・キング:ムファサ』では、親と生き別れ孤児となったムファサが、後にスカーとなる若き王子”タカ”と出会いふたりの運命が大きく動き出します。
孤児から王へ自身の力で運命を切り拓くムファサと、王の血筋を受け継ぐ“弟”タカ(若き日のスカー)――血のつながりを超えた≪兄弟の絆≫に隠された、驚くべき秘密を描く本作。その超実写吹替版には、主人公ムファサ役声優として尾上右近さん、タカ役声優として7 人組グループTravis Japan の松田元太さんが決定!さらに、MARIA-Eさん、吉原光夫さん、和音美桜さん、悠木碧さんらの参加も発表され、各界の実力派が揃うプレミアムな一作としても注目を集めています。本日10月21日 (月)、その超実写吹替版のヴィラン役声優として、渡辺謙さんが初お披露目!ムファサ役の尾上右近さんが駆け付け、ディズニー映画初参加&65歳の誕生日を迎えた渡辺さんを祝福しました!

冷酷な敵ライオン“キロス”役声優は、ディズニー映画初参加の<渡辺謙さん>に決定!
ヴィラン・キロス役の超実写吹替版声優がお披露目されたのは、最新作『ライオン・キング:ムファサ』の舞台となるサバンナの世界観で彩られたスペシャルステージ。MCの掛け声で太陽を模したパネルがステージ高く昇ると、世界的スター渡辺謙さんがキロスさながらの凛々しい顔で登場!ヴィラン役の超実写吹替版声優として発表されました。
今回渡辺さんが演じることとなったのは、ムファサとタカを追い詰める“冷酷な敵ライオン”キロス。孤児から王へ自身の力で運命を切り拓くムファサと、王の血筋を受け継ぐ“弟”タカ(若き日のスカー)の運命を左右する重要キャラクターです。渡辺さんは「ディズニー作品は子供たちが小さいころからレーザーディスクでほぼ全作品持っていて、子供たちに見せていた。素晴らしいエンターテイメント、楽曲、映像はもちろん、必ずそこに人生のアイロニーや無常観が描かれているのがディズニー作品の魅力」と語り、“キロス”の役どころについて、「悪役と捉えられるが、キロスの群れは社会から疎外されている」と説明。「この物語は、キロスの群れとムファサの群れとの対立軸の話。今の世の中でも社会から疎外されている中で必死に生きていこうとする人たちがいて、共通する部分がある」とヴィランながらも、共感できるキャラクターなのだと熱く語りました。
今回、“キロス”役をオーディションで勝ち取ったという渡辺さんは、ディズニー映画初参加、またディズニー作品で初めてヴィランを演じることとなりました。ヴィランを演じることになった気持ちを問われた渡辺さんは、字幕版でキロス役を演じるマッツ・ミケルセンについて触れ、「マッツ・ミケルセンが独特で素晴らしい俳優なので彼がどういう風にこの作品を捉えて演じたのかとても興味を持ち、キロス役を演じてみたいと思った」とコメント。「正義と悪をきちっと色分けした方がエンターテイメントの映画としては良いかと思ったら、マッツ・ミケルセンはその微妙なところを狙って演じられていた。それに影響を受け、キロスはただの悪役ではなく、彼が守ろうとしているものに対してぶつかってきたものを跳ね飛ばしていくという役にしようと思いました」とマッツを参考に役作りをしたと話します。また、オーディションを受ける上でもマッツの演技は参考になったといい、「セリフはまあそんな緊張しなかったんですけれども、つかみどころのないキロスの歌が大変でした。キロスの陰湿さなど出さないといけないと思いながら、やってだめなら仕方がないという気持ちで必死でやりました」と語りました。そんな渡辺さんに、超実写吹替版の監督から起用について「キロスのキャラクターは孤高の存在感と確かな演技力を兼ね揃えた渡辺謙さんのイメージとピッタリ重なりました。また、キロスは想いを歌で表現するシーンもあり、演技だけでなく歌唱力も必要な役柄であり、唯一無二のエンターテナーである渡辺謙さんに是非、キロス役をお願いしたいと思いました」とコメントが寄せられると、渡辺さんは「買い被りだと思う。これまでミュージカル作品をやらせてもらっているが作品によってそれぞれ違い、別の山を登るようだ」と謙遜しました。そんな最新作で描かれるのは、『ライオン・キング』のはじまりの物語。『ライオン・キング:ムファサ』を観ずに、「ライオン・キング」は語れない――。世界中を魅了してきた「ライオン・キング」について問われた渡辺さんは「親子のつながりや友情など動物の話ではあるが、根源的に人間が持っている悲しみや苦しみも含まれている。これが皆さんに支持されている理由だと思うので、かなり必死にやりました」と語りました。前作『ライオン・キング』(2019)に続く大きな見どころのひとつとなりそうなのが、ディズニー作品には欠かせない珠玉のミュージカルナンバー。最新作の音楽を手掛ける巨匠リン=マニュエル・ミランダは、かつて渡辺さんが主演したブロードウェイミュージカル「王様と私」を鑑賞するなど、渡辺さんとも親交もある模様。今回作品を共にする感想について問われると「リンが楽屋に訪ねて来てくれて一緒に写真を撮った。その翌年にリンが手掛けた「ハミルトン」を鑑賞後に楽屋にお邪魔したが、こんなややこしい音楽を作る方とは知らなかった(笑)。劇中の音楽はアフリカのビートが効いたノリのいい音楽で、キロスのキャラクターとどのように整合性を持たせればいいかわからなかった。なのでマッツの歌を参考に聴くと結構ねっとりしていて、テイストはキャラクターを引きずって行かないといけない、とリセットさせてもらった」とリンやマッツとのエピソードを紹介しながら音楽の魅力も熱く伝えました。さらに、すでに発表されているムファサ役とタカ役を務める尾上右近さん、Travis Japan松田元太さんとの共演についても、まだ会えていないのでこれからだと期待を寄せました。初共演となる3人の活躍にも注目です。

ムファサ役・尾上右近さんが駆け付け、獅子舞演舞とオリジナルケーキで祝福!
作品への熱い想いが明かされる中、主人公ムファサ役の超実写吹替版声優として渡辺さんと共演することとなった尾上右近さんが、サプライズ登場!さらに、「今⽇は私から『ライオン・キング』、そして“キロス”にちなんでお祝いの⽩獅⼦をご用意させていただきました!」という右近さんの掛け声のもと、ライオンを意味するとも言われている「獅子舞 嘉例(カリー)」もステージ上に姿を現し、一夜限りの「獅子舞」の演舞が披露されました。一説では、“獅子の口の中にそれぞれ書かれた「嘉」「例」の文字を見ることが出来ると毎日が一粒万倍日になり幸せをもたらす”とされる「獅子舞 嘉例(カリー)」。渡辺さんは早速「嘉」「例」の文字を発見し嬉しそうな様子。2 頭の白い獅子舞によるパフォーマンスを楽しんだ様子で、「迫力がありますね。劇中でキロスとムファサが対決するシーンあるが、そのシーンを思い出すくらい」と感想を述べました。右近さんによるサプライズはこれで終わらず、続いてステージに運び込まれたのは『ライオン・キング:ムファサ』をイメージしたスペシャルケーキ!本日ちょうど65歳の誕生日を迎えた渡辺さん。キロス役決定のお祝いにかけ、作品の象徴であるプライドロックやライオンをモチーフに作られた完全オリジナルな誕生日ケーキでお祝いしました。相次ぐサプライズに渡辺さんは「甘い匂いがすごい、おなかすいてきた!(笑)」と茶目っ気たっぷりにコメント。映画『ライオン・キング:ムファサ』は現在絶賛収録中ということで、渡辺さんは改めて「友情や愛の話というエンターテイメントだが、人生の深いところに触ってくる瞬間がある素晴らしい作品になると確信しています。きっと大人の方も喜んでいただける、どんな世代の方でも楽しんでいただける作品になっていると思います」とコメント。右近さんも「僕もオーディションでムファサ役にチャレンジした。謙さんや他のキャストの発表があり公開日が近づいていることを実感してわくわくしています。壮大な愛がテーマの映画でたくさん感動していただけると思います」と思いを込めたメッセージを贈り、イベントは終了しました。
豪華キャストがキャラクターに命を吹き込む、『ライオン・キング:ムファサ』の超実写吹替版。ディズニーが超実写版で贈る、心揺さぶるキング・オブ・エンターテイメントに乞うご期待!