日本版声優のサプライズ登場に約400名の現役大学生が大歓声!大学生限定トークイベント開催
この度、日本での公開に先駆けて開催された学生限定トークインベントに、清野菜名さん(オルガ役)、松山ケンイチさん(グライゴン役)、野呂佳代さん(ウゥゥゥゥ役)、お笑い芸人マユリカの中谷さん(メルマック役)、野口聡一さん(故カール・セーガン博士役)ら豪華日本版声優陣が登壇しました!
自分らしさを愛する勇気をもらえるメッセージが込められた本作を、現役の学生にも観て欲しいという思いから開催された本イベントでは、ゲストが本作を鑑賞した学生たちの感想に触れると共に、自分らしさを愛するためのヒントや、孤独を感じた時の対処法などを現役の学生たちと大いに語り合い、大盛り上がりのイベントとなりました!
これまでも様々な感動作を生み出してきたディズニー&ピクサーが新たに贈り出すのは、両親を亡くして、地球でひとりぼっちだと感じている少年エリオが何光年も離れた“星々の世界”を舞台に、大切な“つながり”や“自分らしさを愛する勇気”を見つける感動作。
会場には本作を事前に鑑賞した学生約400人が駆け付け、日本版声優の清野菜名さん、松山ケンイチさん、野呂佳代さん、マユリカ中谷さん、野口聡一さんが登場すると会場からは大きな歓声と拍手が沸き上がりました!

会場となった共立女子大学・共立女子短期大学の大学生たちを前に登場したキャスト陣。
両親を亡くした主人公エリオの親代わりとなり、エリオに寄り添い理解したいと願う叔母オルガを演じた清野さんは「皆さんと楽しい時間を過ごせたらと思っています!」と元気に挨拶し、続いて、“コミュニバース”に拒まれ、復讐に燃えるエイリアンの戦士・グライゴンを演じた松山さんは「グロードン、可愛かったっしょ。僕の息子!僕がお父さん!」と、息子自慢で笑いを誘ってスタート。
“コミュニバース”の案内係でハイテクお助けコンピューターのウゥゥゥゥを演じた野呂さんは「こんちわぁ!!こんちわぁ!!ノリが一緒で良かったです(笑)」と、盛り上がりを見せる学生に向けて勢いよく挨拶。
オルガの部下で無線オタクのメルマックを演じるマユリカ中谷さんは「登場の時、キャストの方の名前が呼ばれた後に、僕にも『キャーー!』って言っていただいて、ありがとうございました!(笑)」と、登場時の大歓迎を喜び、そして、故カール・セーガンの吹替を担当した野口さんは「皆さん、宇宙に行きたいかー!?」と、まさかの声かけで会場を沸かしました。
前日に作品を鑑賞した学生たちから多くの感想が寄せられる中、スクリーンに映し出された感想の数々を見て、清野さんは『仲間はもちろん、近くにいる家族の大切さに気付くことができた。』という感想に対して、「この映画を観た後に、自分のことを大切に思ってくれている存在に気が付けたので、私もそうだなと思いました」と共感した様子。
野呂さんは『個性が時には孤独に感じるけど、ひとりじゃないと思えた』という感想に対して、「これすごく共感したんですけど、私が買った洋服がいっつもセールになってるじゃないかと思って(笑)そんなセールになるものを選んじゃったのかと思っていたんですけど、他の人が着てないってことはいっか!と思いました」と、日常の意外なエピソードに重ねてコメントしました。
続いて野口さんは「私も映画を観て、心と心の絆を取り戻す、孤独であっても一人じゃないと気付くところが素晴らしいなと思ったので、皆さんの感想を見ると本質をついているなと」と感心し、そんな様子にMCから“野口さんから講義を受けているようだ”と言われると、「みんなに単位あげます!!」と学生たちを笑わせました。
続いて、お気に入りのキャラクターについての感想が映し出され、多くの感想が“グロードン”の名前を挙げるのを見て、松山さんは「僕、グロードンの父親役で良かったです。鼻高々です。純粋で、フォルムも、しぐさも、声も可愛いですよね(笑)」と親バカぶりを見せつつ、「やっぱり(佐藤)大空くんの力が凄かったですよね! 動きに合わせた声が素晴らしくて」と、日本版声優を務めた佐藤大空くんにも改めて絶賛の言葉を寄せました。
本作の主人公・エリオは、宇宙が好きな自分を理解してくれていた両親を失い、周囲に馴染めず、寂しい気持ちを抱えています。
エリオと同じように“人との違い”を感じることが多い時期でもある学生たちに向けて、清野さんは「エリオの好きなことにまっすぐ走り抜ける姿を見て、好きなものがあって曲げずに走り続けるとエリオのように奇跡が起きるというのを見て、私も自分の学生時代を思い出しました。皆さんも学生だからこそ挑戦できることもあるので、まっすぐ進んでいってほしい」とメッセージを寄せ、松山さんは「僕40歳なんですけど、いまだに迷うし悩むし、ずっと挑戦し続けている感覚は変わらない。成功も失敗もあるけれど、この映画を観ていて、そういう自分を肯定してくれるなと感じました」と、自分自身を肯定することの大切さを、自身の経験にも重ねながら語りました。
さらに、本作では故カール・セーガンが残した「我々は孤独なのか?」という言葉が印象的に登場しますが、野呂さんは「どんなに周りに人がいても、自分の考えが分かってくれなかったら孤独に感じてしまうと思います。そんな時に、俯瞰から自分を見てみるといろんな視点を知れるので孤独に感じなくなると思います」と、学生たちに向けてアドバイス。
続く中谷さんは「僕は一人で行動することも多いのですが、以前一人で東北を旅行した時に、大雪の中で車が路肩にハマって動かなくなってしまって、ほんとに孤独を感じた瞬間だったんですけど…(笑)でも、そんな時に駆け付けてくれたレッカーのおじさんや、泊った旅館の方も温かくて、孤独に感じたら周りヘルプを求めることも大切だと思います」と、過去の笑い話も交えながら、時には素直に助けを求めることも大切だと、“孤独”との向き合い方についてメッセージを送りました。
また、野口さんは「学生の皆さんは自分らしさをアピールしなきゃいけない年代だと思うんですが、自分らしさを探す中で、他人との違いに目が行ってしまうと苦しい。自分はこれでいいと思うことに価値がある。信じられるかどうかだと思います。ですから、皆さんは“今のままで価値がある”ということに気持ちが行けば、それがきっと自分らしさになります」と、「自分らしさ」を愛する方法について独自の考えを語り、これにはともに登壇した中谷さんも「僕にもぶっ刺さりました」と、目からうろこだったようです。
キャスト陣が現役大学生からの質問に直接回答!
学生だからこそ感じる“寂しさ”や“孤独”に寄り添ってエールを贈る!!

ここで事前に集めた学生からの質問にゲストが回答するコーナーを実施。
最初の質問は「映画に登場する“コミュニバース”に何か一つ持っていけるとしたら何を持っていくか」という夢のある内容。
これに対して清野さんは「親友を一緒に連れていきたいです。私が風邪をひくと料理を届けてくれたり、本当に優しい友達なので、宇宙にも一緒に行ってくれたら心強いなと思います」と語り、続いて松山さんは「これ野口さんに相談したいんですけど…」と話しかけ、「持っていきたいもの、一つ目が“山”。山が好きで見たいから。二つ目が“海”。音が聞きたいから。三つ目が、鼻毛切り、です!」と、意外過ぎる回答で会場を沸かせ、これに対して野口さんは「海を挙げて泳ぎたいとかではなく、“音が聞きたい”って言うのは素敵ですね」と応え、「じゃあ“海”で!!」と、意外な回答に固まりました。
そしてそんな野口さんは「“コミュニバース”は普通の宇宙と違って重力がちゃんとありそうなので、自分に合った枕を持っていきたいです」と、宇宙飛行を経験している野口さんならではの回答に、会場からも登壇者からも関心の声が漏れました。
次はメルマックを演じた中谷さんへ「宇宙のような行ったことない初めての場所で一人取り残されたらどうするか」という質問が寄せられ、中谷さんは「かっこいいこと言いたいですけど、助けてーって泣き叫ぶと思います」と、弱腰の答えで会場の笑いを誘う中、最後の質問は学生を代表して学生広報部・共立Bouquet(きょうりつぶーけ)の松本さんがマイクを握り、「もう一度『星つなぎのエリオ』の声優をやるならどの役をやってみたいか」とキャスト陣に対して直接問いかけ。
これに対して清野さんは「すっごい単純な考えなんですけど、主役なのでエリオをやりたいです! 性別を超えて少年の役をやってみたいです」と、本作で大活躍を見せる甥っ子の名前を挙げ、続いて松山さんは「メルマック」、野呂さんは「グロードン」、そして、野口さんも「僕も生粋の宇宙オタクなので、メルマック!」と、それぞれ、挑戦してみたいお気に入りのキャラクターを挙げました。
大盛り上がりとなったトークの最後に、登壇者を代表して野口さんは「この作品は、心の絆を取り戻して、孤独じゃないと感じさせてくれる作品です。公開してからも劇場でご覧ください!」、そして、清野さんは「個性を大切に思える、心温まる映画になっています。これから公開まで、『星つなぎのエリオ』を広げて繋げていってほしいです!」と学生に向けて呼びかけ、イベントは大盛況のうちに幕を閉じました。
『リメンバー・ミー』ではカラフルな“死者の国”、『インサイド・ヘッド』ではユニークな“感情たちの世界”を舞台に描き、世界中を感動の渦に包んできたディズニー&ピクサー。
どこにも馴染めず「ここじゃないどこかに、僕の居場所がきっとある」と信じているひとりぼっちのエリオは、広い世界のどこかにきっとある“本当の居場所”を求めて、いつか何光年も離れた星に行く日を夢見ています。ある日願いが叶い様々な星の代表が集う場所“コミュニバース”に招かれることに。そこで、「ずっと友達が欲しかったんだ」という孤独なエイリアンの少年グロードンと出会います。
“そのままの君が好きだよ”と言うグロードンと心を通わせるエリオでしたが、ふたりの絆を引き裂く脅威が迫ります―。エリオが美しい星々の世界で見つける“大切なもの”とは?そして、孤独なふたりの出会いが生む、“やさしい奇跡”とは―?
2025年夏、ディズニー&ピクサーが新たに贈り出す驚きと感動が全世界を魅了する。ディズニー&ピクサー最新作『星つなぎのエリオ』は8月1日(金)公開。