いたずら好きで愛らしいエイリアンのスティッチが、ディズニーの新たな実写映画『リロ&スティッチ』として6月6日(金)、映画館に戻ってきます。
先駆けて劇場公開した米国では、記録的な初週末を迎えました。北米では週末4日間で興行収入1億8,300万ドルとなり、メモリアルデー週末で史上最高の記録を樹立。また世界興行収入の初動で3億6,130万ドルを記録し、その勢いは留まることを知らず2週連続No.1を達成し世界中でスティッチ旋風が巻き起こっています。『リロ&スティッチ』が記録的なオープニングを飾ったことで、ウォルト・ディズニー・スタジオは2025年に世界興行収入20億ドルを突破した最初のスタジオとなりました。
ディズニーの実写映画の世界興行収入としては、大ヒット映画『ライオン・キング』(2019年)と『美女と野獣』(2017年)に次ぐ、歴代3位のグローバルオープニングを記録しました。全体として、ディズニーはPG指定映画のオープニング興行収入の上位10位中8作品を占めています。また『リロ&スティッチ』は観客からの反応も非常に好評で、全米映画批評サイト ロッテントマトでは観客スコアが93%で高評価を獲得しました。
ディズニー・ライブアクション部門および20世紀スタジオのプレジデント デヴィッド・グリーンバウムは、実写映画『リロ&スティッチ』が公開されるにあたり、次のように述べています。「スティッチは、ディズニーらしさを体現しているものの一例です。2002年に製作されたアニメーション映画がシリーズ化され、時間をかけて真のファンを生み出し、その結果、私たちはこの素晴らしい実写映画を製作するというアイデアにたどり着き、今この作品を世界に届けようとしています。」
また、スティッチがなぜこれほど人気を集めているのかについて、「スティッチは私たちの最も急成長しているフランチャイズのひとつであり、その人気は世界的です。子どもから大人まで、世代や性別を超えてスティッチに親近感を感じています。」と語りました。
社会現象ともいえるスティッチ
ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオがアニメーション映画『リロ&スティッチ』を米国で公開した2002年以来、この青いエイリアン「スティッチ」はウォルト・ディズニー・カンパニーが展開するさまざまなお客様とのタッチポイントで活躍してきました。『スティッチ!』(2008年)などの続編アニメーションやTVシリーズはもちろんのこと、フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートやアウラニ・ディズニー・リゾート&スパ、東京ディズニーリゾートなどのパークでは、人気アトラクションを通してスティッチと直接触れ合うことができます。こうした体験を通して、スティッチの関連ビジネスは過去5年間でなんと27倍にも成長しています。

6月6日(金)に全国劇場公開となる実写映画『リロ&スティッチ』
©2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
20年以上 愛されるキャラクターの再登場と丁寧な実写化
スティッチが愛され続けているキャラクターであるからこそ、スタジオでは、『リロ&スティッチ』の物語を本格的かつ魅力的な方法で実写化するにあたって細心の注意を払いました。
「スティッチをアニメの世界から実写の世界へ取り込んでリアルに再現するために、クリエイティブチームは素晴らしい仕事をしました。」とグリーンバウムは語ります。

ハリウッドのエル・キャピタン・シアターで開催された実写映画『リロ・アンド・スティッチ』のワールドプレミアに出席したディズニー・ライブアクション部門および20世紀スタジオのプレジデント デヴィッド・グリーンバウム
リロ役のマイア・ケアロハや姉のナニ役のシドニー・アグドンなど、実写版のキャストには新しい俳優が起用されましたが、2002年のアニメーション映画で共同監督を務めスティッチの声優を担当したクリス・サンダースも声優として戻ってきます。「私たちは、クリス・サンダースがスティッチの象徴的な声を担当してくれることをとても幸運に思っています。」とグリーンバウムは語りました。
実写映画公開に向けて、スティッチは、ディズニーの2025年アップフロントプレゼンテーションから、ロサンゼルスの巨大ビルボード、さらにはスーパーボウルにまで登場し、あらゆる場面で存在感を見せています。
「マーケティングチームが制作したスーパーボウルのスポットは、24時間で1億7000万人以上に視聴されました。」とグリーンバウムはコメントしました。

実写版『リロ&スティッチ』のスティッチとリロ役のマイア・ケアロハ
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みんなのスティッチ
スティッチは、世代を超えて愛される魅力も持っています。
「『リロ&スティッチ』が大好きな人々の多くは、子どもの頃に見て、何年も経った今、親になり、自分たちの子どもと一緒にまた『リロ&スティッチ』を楽しみたいと考えているようです。」とグリーンバウムは語ります。

ハリウッドのエル・キャピタン・シアターで開催された実写版『リロ&スティッチ』のワールドプレミアに出席したディーン・フライシャー・キャンプ監督とディズニー・ライブアクションおよび20世紀スタジオのプレジデント デヴィッド・グリーンバウム
「スティッチの最も興味深い点は、いたずら好きでありながら可愛らしいところです。トラブルメーカーでありながら、一種のやさしさも持ち合わせているところが、人々に愛され、共感され、受け入れられる大きな理由だと思います。」とグリーンバウムは説明します。

実写版『リロ&スティッチ』でのスティッチとリロ役のマイア・ケアロハ
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アニメーション作品と同様、実写版『リロ&スティッチ』でも、 ”オハナ<家族>”とその温かさをコンセプトにしています。「アラン・バーグマン(ディズニー・エンターテイメントの共同チェアマン)がよく話していますが、ディズニーの映画にはハートとユーモアがあります。『リロ&スティッチ』はまさにそれを体現していると思います。」とグリーンバウムは語りました。