
ウォルト・ディズニー・ジャパンは、次世代を担うイノベーターの支援・育成の一環として、2024年12月10日 (水) 、東京工科大学メディア学部の学生約250名を対象に特別講義を行いました。
講師は、日本及びアジア太平洋地域において、ミュージック、ライブ・エンターテイメント、ディズニー・キャラクター・ボイス・インターナショナル (DCVI) を統括する弊社バイスプレジデント&ゼネラルマネージャーの目黒敦が務めました。今回が13回目の登壇になります。
今回の講義では 、ディズニーの礎となる“クリエイティビティ”と“イノベーション” をテーマに、ディズニーが展開する様々なビジネスについて話しました。
「クリエイティビティからすべては始まる」
目黒が講義の序盤で力強く発したこの言葉の通り、ディズニーは、100年以上にわたりクリエイティビティとイノベーションを活用して物語を生み出しています。そして、消費者との本物のつながりを生み出すべく、革新的な体験を創造し続けています。世界最高峰のストーリーテラーが生み出す世代を超えて愛される物語やキャラクターを、様々なタッチポイントを通して世界中のゲストにお届けしていることを説明しました。

「全世界のゲストに、ゲストの母国語で伝えたい」
目黒は自身が担当するディズニー・キャラクター・ボイス・インターナショナル (DCVI) における、ディズニー映画の日本語吹き替え版制作についても話しました。
ディズニー・アニメーション作品のマルチランゲージ・クリップでもご覧いただけるように、ディズニーの映画の吹き替え版は世界各地の声優によってキャラクターに命が吹き込まれています。世界各国のキャラクターの声は統一されていますが、それは、キャラクターの声がキャラクターの個性を表現する大切な要素だからです。そしてその声は、ゲストのタッチポイントで「一貫性」があることが重要と話し、「この細部までのこだわりがディズニーらしい部分でもあると思う」と語りました。
講義を受けた学生からは感想として「世界中に何かを届けるビジネスを行うということは、どこの地域でも同じクオリティのものであり、差が生まれることのないものを届けなければならないのだと感じた。ディズニーのように夢の世界を届け、笑顔をもたらせる、そんな仕事ができるようになりたいと思った。」、「ディズニーが持続可能なブランドとして成功を収めるためには、革新的なアイデアと創造的なストーリーテリングが不可欠であることを学びました。自分自身の将来のキャリアにおいても、これらの要素をどのように取り入れるか考える良い機会になりました。」などが寄せられました。