今年の春、『アナと雪の女王』のオリジナル・サウンドトラックに収録されている「Let It Go (レット・イット・ゴー) 」が、RIAA® (全米レコード協会) よりダイヤモンド認定を受けました。これはウォルト・ディズニー・レコードにとって史上初となり、1,000万枚の売り上げを達成したことによるものです。
ディズニー・レジェンドのイディナ・メンゼルが歌う「Let It Go (レット・イット・ゴー) 」は、2014年にアカデミー歌曲賞を受賞し、2015年にはグラミー賞の映画・テレビ・その他映像部門の最優秀楽曲賞を受賞しました。『アナと雪の女王』のオリジナル・サウンドトラックには、アンダーソン=ロペスとロペスによるオリジナル曲8曲に加え、受賞歴のある作曲家クリストフ・ベックによるスコアが収録されています
2023年にD23.comによるインタビューで、ロペスは「Let It Go (レット・イット・ゴー) 」の成功とその長きにわたる影響力について語っています。
「『アナと雪の女王2』のドキュメンタリーシリーズ『 イントゥ・ジ・アンノウン~『アナと雪の女王2』メイキング 』の中で、アニメーターの一人が監督たちに「「Let It Go (レット・イット・ゴー) 」についての手紙を見せるシーンがあるのです」とロペスは回想します。「ある少女が、ひどく落ち込んでいた経験を語り、ディズニーが彼女の人生を変え、必要な時に力になってくれたことに感謝していました。これには心を打たれました」。
さらにロペスは、彼のコラボレーターたちは、この映画の物語を盛り上げるため何か自分たちにとって意味のあるものを書きたかったのだとも述べました。「私たちは決して、少女のつらい状況を乗り越えるための手助けをしようとしたわけではありませんでした。でも、結果的にはそうなっていたのです。音楽はその最大の効果として、人々の命を救うことができる。人々がつらい状況を乗り越えるための手助けができる。それがアートの機能のひとつなのです。ディズニーが世界中の人々を手助けするために持っているその広い影響力に感謝します。」
5月にABCのテレビ番組『アメリカン・アイドル』で「Let It Go (レット・イット・ゴー) 」のダイヤモンド認定を受けたメンゼルは、この歌の影響力について以前こう語っています。「この曲は、私の人生における素晴らしい贈り物です。その素晴らしさとは、エルサが若いオーディエンスの共感を得ているだけでなく、私たち全員に最高の自分になる許可を与えてくれていることです。そして、何度も何度も歌を披露することができるので、エルサがいなくなることはありません。私が落ち込んだり、自信を失ったりしているとき、彼女はそれを力に変えることを思い出させてくれる。だから、この曲はずっと与え続けてくれる贈り物なのです。」
「与え続けてくれる贈り物」という表現のとおり、『アナと雪の女王』フランチャイズはますます成長を続けています。「D23: アルティメット・ディズニーファン・イベント」では、ディズニー・オン・ブロードウェイ・ミュージカルの舞台を収録した『アナと雪の女王』が2025年にディズニープラスで配信されることが発表され、エルサ役のサマンサ・バークスが 「Let It Go (レット・イット・ゴー) 」を披露して会場を魅了しました。さらに、2013年の『アナと雪の女王』と2019年の『アナと雪の女王2』の脚本・監督を務めたウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオのジェニファー・リーは、2027年11月24日に劇場公開が予定されている『アナと雪の女王3 (仮題) 』のコンセプトアートを発表しました。
世界中のディズニーテーマパークにある複数のアトラクションや体験に加え、昨年末には香港ディズニーランドに『アナと雪の女王』をテーマにした初のランド「ワールド・オブ・フローズン」がオープンしました。「ワールド・オブ・フローズン」は、ディズニーランド・パリのこれまでで最大規模の拡張と改装の一環として、2026年にディズニー・アドベンチャー・ワールドにもオープンする予定です。
映画作品としての『アナと雪の女王』や、ディズニーテーマパーク以外にも、アパレル、書籍、コスチューム、ゲーム玩具など、幅広い『アナと雪の女王』関連商品は現在も世界中で愛されています。
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