~手書きのイラストレーションやオリジナルのイメージ曲などが盛り込まれた、 個性豊かな5つの物語が誕生~
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 (本社:東京都港区、代表取締役社長キャロル・チョイ、以下ディズニー) は、次世代を担うストーリーテラーの支援・育成の一環として、福島県と茨城県の中学生を対象に7月23日 (火) より開始した「ディズニー・クリエイティブ・ワークショップ」の締めくくりとして、8月19日 (月) に、参加した中学生および学校関係者が当社オフィスでワークショップの成果を発表しました。
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「ディズニー・クリエイティブ・ワークショップ」は公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本と実施し、福島県と茨城県の5校31名の中学生たちが、7月23日 (火) から8月19日 (月) の約1か月をかけて、「自分自身、もしくは誰かを前向きにするキャラクターを作ろう!」をテーマにオリジナルキャラクター制作を行いました。「ディズニーが自分を前向きにさせてくれたように、自分も誰かを前向きな気持ちにさせる物語を作ってみたい」、「人前で話すのが苦手な自分を克服したい」など、様々な思いを胸に臨んだ生徒たちは、ディズニーの社員からキャラクターの持つパーソナリティなどの基礎やストーリーテリングについて学んだ後、プロジェクトの進め方や役割分担、物語やキャラクターの考え方ついてサポートをもらいながら、チームメンバーとのディスカッションや練習を重ね、思い思いのキャラクターを完成させました。
8月19日 (月) にディズニー・ジャパンのオフィスで行われた発表会にあたり、まず、ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社代表取締役社長キャロル・チョイは、「「ディズニー・クリエイティブ・ワークショップ」は、皆さんのような次世代のストーリーテラーがインスピレーションを育むことができるプログラムです。物語は誰しもが持っているもので、その物語を伝えていくことはとても大切なことです。今日は、改めて自分自身に物語を生み出す原動力があるということに気づいていただければと思います。」と述べました。その後、生徒たちは、小さい頃に炊飯器に話しかけていたというエピソードをもとに、話すことが苦手な人を助ける“炊飯器”をモチーフにしたAIロボットのキャラクターを制作したチームや、毎日我を忘れて働く大人たちにむけて、「働きすぎず時には休むことも大切」というメッセージを伝えるタヌキのキャラクターをAIを活用して制作したチーム、オリジナルのイメージ曲を入れたプレゼンテーションを制作するなど、メンバーの様々な想いが詰まった渾身のキャラクターや物語に関するプレゼンテーションを行いました。発表後は、拍手が巻き起こり、会場は大きな感動に包まれました。ワークショップ参加した感想について生徒たちは、「ストーリーにオリジナリティーを出すことが難しかった」、「普段、映画やアニメを見ている分には簡単そうに見えていたが、実際にやってみると細かい部分を詰めるのがとても大変だった」と初めての経験に試行錯誤しながらも、「チームで作業する中で、苦手なことは素直に他の人に頼むことも大切だと感じた」、「自分たちにも、人を元気づけるキャラクターを作ることができることを知って自信になった」など、チームワークの大切さを実感し、自分たちの無限の可能性についても気付きがあった様子が伺えました。プレゼンテーションを終えた生徒たちは、緊張からも解放され晴れやかな笑顔を見せてくれました。ワークショップ終了後には、ディズニー社員とキャリア・トークの時間を設け、将来の目標に対するアドバイスや質問など、活発な意見交換が行われました。
本ワークショップを主催した公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本代表理事の佐川秀雄は、次のように述べています。「みなさんがキャラクターづくりという共通の課題があったからこそ、お互いの発表をうなづいて聞ける部分も沢山あったと思います。今日みなさん一人ひとりの心に残ったこと、感動したことを忘れないでください。」
ディズニーは、今後も「物語の力でより良い世界へ」という目標の実現に向けて、物語、体験、事業、CSR活動を行ってまいります。
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<実施概要>
- 名称:「ディズニー・クリエイティブ・ワークショップ」
- 日程:2024年7月23日 (火) ~8月19日 (月)
- 内容:「自分自身、もしくは誰かを前向きにするキャラクターを作ろう!」をテーマにしたオリジナルキャラクター制作
◇ 7月23日 (火) :キックオフミーティング (オンライン)
◇ 7月末~8月初旬:チームごとのメンタリング (オンライン)
◇ 8月19日 (月) :発表会とキャリア・トーク (場所:ディズニー・ジャパンオフィス(東京))
- 参加中学校:福島県いわき市立遠野中学校、福島県いわき市立湯本第三中学校、福島県いわき市立平第二中学校、福島県いわき市立内郷第一中学校、茨城県立太田第一高等学校附属中学校
物語の力でより良い世界へ
一人ひとりが、自分の存在を認められ、理解されていると感じられる、誰もが居場所のある世界。人と野生動物が共存する、バランスのとれた地球。希望と可能性に満ちたコミュニティ。ディズニーはこの3つの実現を物語、体験、事業、社会貢献活動を通じて目指していきます。
ジュニア・アチーブメント/公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本について
1919 年に米国で発足した世界最大の経済教育団体で、世界115か国以上において民間の非営利活動を展開しています。日本本部の設立は1995年で、教材を導入する学校は全国に拡大しています。社会情勢がいかように変化しようとも、子どもたちが「社会のしくみや経済の働き」を正しく理解し、自分の確たる意志で進路選択・将来設計が行えるよう、基本的資質 (主体的に社会に適応できる力) を育むための支援を提供しています。
詳しくは、ウェブサイト (外部リンク)をご参照ください。
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社について
ウォルト・ディズニー・カンパニー (米国本社) は、1959年に日本法人を設立し、日本市場に本格参入しました。ウォルト・ディズニー・ジャパンは、ディズニー・エンターテイメント (スタジオ、ディズニープラス) 、ディズニー・エクスペリエンス (パーク、コンシューマ・プロダクツ、ゲーム、パブリッシング、ディズニーストア) を含む多様なビジネスを日本で展開する国際的なファミリー・エンターテイメント及びメディアビジネスのリーディングカンパニーです。