『アナと雪の女王』、『トイ・ストーリー』、『アベンジャーズ』、『スター・ウォーズ』、時代を超えて愛されるディズニーの不朽のフランチャイズ
ウォルト・ディズニーは当初から、彼の物語がさまざまな形で、また人々の生活のあらゆる場面で発展していくことができるような会社を思い描いていました。1930年、ウォルトはミッキーマウスをメモ帳のデザインに使用することを許諾する初のライセンス契約を結び、ディズニーの商品化が始まります。そして1955年、ウォルトはディズニーランドを開園し、体験することでしか味わえない、全く新しいストーリーテリングを生み出しました。そしてディズニーの比類なき物語の数々は、100年以上にわたり、ディズニーの戦略的優位性の核となってきました。
ディズニーのストーリーテリングは差別化要因として力を発揮し続けてきました。ディズニー、マーベル、スター・ウォーズ、ピクサーなど、人々に愛されているディズニーのフランチャイズは、幅広く個性豊かな商品や体験を通じて、世界中の何十億人ものファンとのつながりをもたらしています。
ウォルト・ディズニー・カンパニーにはさまざまな側面がありますが、その全体を導く光であり魔法の源となっているのが、ストーリーテリングです。しかし、ディズニーはただ象徴的な物語を語るだけにとどまらず、ストーリーテリングの枠を超えて、世界中の人々の夢を日々叶え、時を経ても色あせることのない不朽のフランチャイズを築き上げています。ディズニーのチーフ・エグゼクティブ・オフィサー、ボブ・アイガーは、「ディズニーが他と一線を画しているものの一つは、最高品質のIPを最高品質の体験に変え、大きな成長につなげるという独自の能力です」と述べており、ディズニーは常に、消費者との深い関係を作り出すべく、新しく革新的な体験を創造し続けています。
結びつきを大切にしたストーリーテリングは、ディズニーのテーマパークやディズニー・クルーズラインで存分に発揮され、細部に至るまでゲストはディズニーの物語の無限の創造性へと没入していくことが可能となります。
そして、かつてウォルトが言ったように、「私たちはまだ始動したばかりなのです。」
ディズニーは昨年、エクスペリエンス部門への投資を加速・拡大し、新たなアトラクションやクルーズ、ランドを建設するために、約10年間で設備投資を約2倍の約600億ドルに増額する計画を発表しました。
ディズニー・エクスペリエンス部門のチェアマンであるジョシュ・ダマーロは、次のように述べています。「私たちは、何世代にもわたってファミリーに長く愛される魅力を創造することを視野に入れ、数十年先を見据えた投資決定を行っています。ディズニーの物語やキャラクターと同じように、新しいランド、クルーズ、ホテル、アトラクションは時を経ても色あせることなく、今後何年にもわたってゲストやファンの興奮を呼び起こすことでしょう。」
ディズニーがどのようにストーリーテリングの枠を超えているのか、その例をいくつかご紹介します。
『アナと雪の女王』

全世界で27億ドル以上の興行収入を記録し、豊富な商品ラインアップと数えきれないほどの「レット・イット・ゴー~ありのままで~」のバージョンを世に送り出し、過去10年間で最も人気を博した文化的フランチャイズのひとつが、ディズニー・アニメーション映画『アナと雪の女王』です。
エルサとアナの冒険は、香港ディズニーランド・リゾートの新しいテーマランド、ワールド・オブ・フローズンや、東京ディズニーシーのファンタジースプリングスで公開されたばかりの『アナと雪の女王』で描かれたアレンデール王国の世界、フローズンキングダムなど、世界中のディズニー体験のインスピレーションとなっています。これらの体験には、魅力的な景観、ファミリー向けのアトラクション、そしてアレンデールの忘れられないキャラクターがあふれています。そしてまもなく、『アナと雪の女王』にインスパイアされたアトラクションをヨーロッパで展開する複数年プロジェクトの一環として、『アナと雪の女王』をテーマにしたランドがディズニーランド・パリに登場します。
『トイ・ストーリー』

1995年以来、『トイ・ストーリー』はアニメーション界で最も愛されてきた物語のひとつであると同時に、興行収入32億ドル超を記録したディズニーを代表するフランチャイズのひとつでもあります。ウッディやバズをはじめとするアンディのおもちゃたちへの変わらぬ愛が、世界中に展開される人気のトイ・ストーリーアトラクションを生み出しました。ゲストは、フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート、上海ディズニーリゾート、香港ディズニーランド・リゾート、ディズニーランド・パリにあるトイ・ストーリーランドを訪れることができます。また、ゲストは、トイ・ストーリーブランドをテーマリゾートに取り入れた、上海ディズニーリゾート、東京ディズニーリゾートのトイ・ストーリー・リゾート・ホテルや、カリフォルニア州アナハイムのディズニーランド・リゾートにあるピクサー・プレース・ホテルに宿泊することもできます。
『アベンジャーズ』

『アベンジャーズ』シリーズは全世界で興行収入77億ドルを叩き出し、豊かなストーリーテリング、魅力的なキャラクター、そして斬新なVFXで観客を魅了してきました。世界最強のヒーローたちと肩を並べて過ごす体験ができる没入型ランド、アベンジャーズ・キャンパスのような魅力的なテーマパーク体験のインスピレーションの源として、アベンジャーズは最適です。
また、ディズニー・ウィッシュ号のワールド・オブ・マーベルのディナーエクスペリエンスやマーベル・スーパーヒーロー・アカデミーなど、スーパーヒーローをテーマにしたさまざまなアドベンチャーを提供しているディズニー・クルーズラインの船上でも、アベンジャーズの一部のキャラクターと会うことができます。また、2025年にディズニー・ドリーム号で催行されるクルーズ、マーベル・デイ・アット・シーでは、30人以上のスーパーヒーローとヴィランが一堂に会し、スリル満点のアクティビティや他では体験できないエンターテイメントをお楽しみいただけるプログラムを予定しています。
『スター・ウォーズ』

1977年の『スター・ウォーズ /新たなる希望 (エピソード4)』以来、はるか彼方の銀河系は観客を魅了し続け、全世界で102億ドルもの興行収入を記録してきました。そしてディズニーのクリエイティブ集団は、ゲストをこの素晴らしい世界へといざなうため、テーマパークデザインの限界に挑戦してきました。
ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートとディズニーランド・パークにあるスター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジは、ゲストを惑星バトゥーへといざない、自分だけのスター・ウォーズの物語に参加することができる広大なテーマエリアです。このエリアでは、本格的かつ精巧に再現されたスター・ウォーズの世界観の中で、カスタムメイドのドロイドやライトセーバーを作ったり、銀河料理を楽しんだりすることができます。また、ミレニアム・ファルコン:スマグラーズ・ランではミレニアム・ファルコンを操縦したり、スター・ウォーズ:ライズ・オブ・ザ・レジスタンスではカイロ・レンとファースト・オーダーから逃走したりと、スリル満点のアトラクションにも参加できます。スター・ウォーズのサーガは、ディズニー・ウィッシュ号のスター・ウォーズ:ハイパースペース・ラウンジにも続きます。スター・ウォーズ:ハイパースペース・ラウンジでは、コルサント、タトゥイーン、バトゥーの星間景観を、スター・ウォーズにインスパイアされた特製ドリンクとともに堪能することができます。
ディズニー・エクスペリエンスの彼方へ

これらの体験はディズニーの可能性のほんの一部にすぎません。広範なディズニー・コンシューマ・プロダクツの世界では、ファンがお気に入りの物語といつでもつながることができるよう、さまざまな商品を展開しています。これは、ディズニーが小売商品だけでなく、出版やゲームなど、いくつもの主要な分野にわたって、グローバルに商品を展開しているためです。
ディズニーは、本格的かつインタラクティブな体験の創造という伝統を継承し、先日 Epic Gamesとの新たなパートナーシップを発表しました。このパートナーシップにより、まったく新しいゲームとエンターテイメントのユニバースが誕生し、ディズニーの時を経ても色あせない物語を世界中のゲーマーに届けることができるようになります。この新しいユニバースでは、ユーザーがディズニーのコンテンツを使ってプレイやインタラクションを楽しめるだけでなく、ディズニーをテーマにした自分だけのゲーム体験を作り出すことも可能になります。
陸、海、そしてデジタルの世界に至るまで、ウォルト・ディズニー・カンパニーは業界最高の物語を語ることができるだけでなく、その物語を心から愛する人々と特別な結びつきを実現していきます。