
ウォルト・ディズニー・ジャパンは、次世代を担うイノベーターの支援・育成の一環として2023 年 12 月 19 日 (火) 、弊社バイスプレジデント&ゼネラルマネージャーの目黒敦が東京工業大学の八王子キャンパスメディアホールにて、メディア学部学生250名を対象に、講義を実施いたしました。今回で12回目の登壇となります。
比類なきストーリーテリング (物語) を通じて、エンターテイメントの新しい扉を開く
ディズニーは映画や動画配信サービスをはじめパークや商品開発など多岐にわたってビジネスを展開している中、「私たちのすべての事業分野は、世界中のゲストに比類なきストーリーテリング (物語) を通じて、すべての人をつなぎ、エンターテイメントの新しい扉を開くことに注力しています。それが私たちの最も得意とするところです」とディズニーのビジネスがクリエイティビティとイノベーションを活用して日々新しいコンテンツや体験を生み出していることを説明しました。
エンターテイメント・コンテンツの未来~変化しつづけるエンターテイメント市場~
長年アジア太平洋地域のクリエイティブ・コミュニティと深い関わりを育んできたことが実を結び、ディズニーはアジア太平洋地域で最大のメディア&エンターテイメント企業に成長をとげました。現在はエンターテイメント市場に大きな変化をもたらしている動画配信サービスの市場について、事例としてディズニープラス・オリジナル作品の『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』や『Shohei Ohtani - Beyond the Dream』など、最新コンテンツを紹介。日本をはじめアジア太平洋地域において変化し続けるエンターテイメント消費、拡大する市場に合わせ、地域のトップクリエイターと協力して、地域の素晴らしい物語を世界の舞台へ届けるチャレンジを続けていることを伝えました。
ディズニー創立100周年~様々なタッチポイントを活かした100周年プロジェクト~
100周年記念プロジェクトでは、ゲストへの感謝をテーマに多角的な展開事例を紹介。様々な100周年記念イベントの実現やメディアでも様々な100周年にまつわる企画が放送され、雑誌の特集でも表紙を飾るなど、多角的な展開事例など、具体的に紹介しました。また、100周年記念作品であるディズニー・アニメーション最新作『ウィッシュ』について、その作品の魅力やプロモーションについて解説しました。
講義中盤では『アナと雪の女王』や『インサイド・ヘッド』ほか、アニメーション映画の原題を当てるクイズを出題し、邦題は物語を日本の観客に伝える上で、とても大事な要素であるということを説明し、同じように「音楽」もディズニーの物語にとって、大事な要素であり、音楽はディズニーのストーリーテリングの一部となっている事や物語を音楽で進めていく事などを話しました。さらにディズニーの音楽をより様々な形で体験していただく音楽と花火のエンターテイメント「ディズニー ミュージック & ファイヤーワークス」などにも触れました。講義の最後には、「物語の力でより良い世界へ」をテーマに活動している、ディズニーのCSR活動についても紹介しました。
講義を受けた学生さんからは、「クリエイティビティーを大切にし、心をこめてエンターテインメントを届ける姿勢に感銘を受けました。」、「CSR活動について聞いたときには、エンタメはただ楽しいだけではなく、人々に希望や勇気を与える力、そして世界を良い方向に変えていく力も持ち合わせているということを改めて理解した。」などの感想が聞かれました。
物語の力でより良い世界へ
一人ひとりが、自分の存在を認められ、理解されていると感じられる、誰もが居場所のある世界。人と野生動物が共存する、バランスのとれた地球。希望と可能性に満ちたコミュニティ。ディズニーはこの3つの実現を物語、体験、事業、社会貢献活動を通じて目指していきます。