<報道関係各位>
ウォルト・ディズニー・カンパニー社が2014年7月28日(現地時間)に下記プレスリリースを発表しましたのでお知らせいたします。本リリースは日本語参考訳となります。
2014年7月28日(現地時間)発表:
「PAUL CANDLAND NAMED PRESIDENT, THE WALT DISNEY COMPANY, ASIA; STANLEYCHEUNG PROMOTED TO CHAIRMAN, TWDC GREATER CHINA」 のプレスリリース(英語原文)
http://thewaltdisneycompany.com/disney-news/press-releases/2014/07/paul-candland-named-president-walt-disney-company-asia-stanley-ch
尚、本件のお問い合わせにつきましては、リリース末尾に記載の問い合わせ先までお願いいたします。
(2014年7月28日、米カリフォルニア州バーバンク発) ウォルト・ディズニー・カンパニーはグローバル成長戦略におけるアジアの増大する重要性を示すべく、ウォルト・ディズニー・カンパニー アジアのプレジデントという役職を新設し、ポール・キャンドランド(Paul Candland)を任命しました。キャンドランドは、日本、韓国、東南アジアおよびグレイターチャイナ(中国語圏)を統括することとなります。ディズニーに入社して16年になるキャンドランドは、ウォルト・ディズニー・ジャパンの代表取締役社長を務めており、今後はアジア全体における戦略促進と、ビジネス活動の統括を行います。キャンドランドは、ウォルト・ディズニー・インターナショナルのチェアマンであるアンディ・バード(AndyBird)にレポートします。ウォルト・ディズニー 東南アジアのマネージング・ディレクターであるロブ・ギルビー(Rob Gilby)は、キャンドランドへレポートすることになります。
また、ウォルト・ディズニー グレイターチャイナのマネージング・ディレクターであったスタンリー・チャン(Stanley Cheung)が同社のチェアマンに昇進し、バードの直属となりました。シニア バイスプレジデントであるルーク・カン(Luke Kang)がチャンの後任としてウォルト・ディズニー グレイターチャイナのマネージング・ディレクターに就任する予定です。カンは、チャンおよびキャンドランドにレポートし、グレイターチャイナにおけるディズニーのビジネスを直接統括します。ただし、上海ディズニー・リゾートと香港ディズニーランド・リゾートについては、ウォルト・ディズニー・パーク&リゾートのェマでるト・スタッグズ(Tom Staggs)へのレポートとなります。
ウォルト・ディズニー・カンパニーのチェアマン&CEOであるロバート・A・アイガー(Robert A. Iger)は次のように述べています。「アジアはディズニーにとって素晴らしい成長の可能性を秘めた極めて有望な地域であり、今回の役員人事は、アジアにおける現在および将来のチャンスを確実に最大化していくために考えられたものです。この新体制は、当社がアジア市場において戦略的に成長を遂げる中で、部門や各国におけるベストプラクティスの共有にさらに注力し、その能力を高めてくれるでしょう」
バードは次のように述べています。「ポールのリーダーシップのもと、当社はグレイターチャイナ、日本、韓国、東南アジアにおける当社のビジネスを促進させることができるでしょう。ポールは日本のビジネス拡大で優れた実績を挙げており、すべての事業セグメントにおいて二桁成長を達成してきました。特に、ディズニー・モバイル、ゲーム、ディズニーストア、ディズニー・コンシューマ・プロダクツの成功に加え、女性ヤングアダルト(Young Adult Female)向けチャンネルである Dlife の立ち上げでも成功を収めています」
キャンドランドは、1998年にディズニー・ストア・ジャパンの代表取締役・総支配人としてディズニーに入社し、およそ80店舗の運営を統括しました。2002年には、ウォルト・ディズニー・テレビジョン・インターナショナル・ジャパンのマネージング・ディレクターに就任し、日本における「ディズニー・チャンネル」および「トゥーン・ディズニー」の立ち上げを担当しました。その後2007年に、ウォルト・ディズニー・ジャパンの代表取締役社長に任命されました。ディズニーに入社する以前は、ペプシコーラ社に10年以上勤務していました。1994年に沖縄ペプシコーラの社長に就任し、その後ペプシコーラ インターナショナルの日本支社代表を務めました。キャンドランドは、ブリガム・ヤング大学で学士号(財務)を取得した後、ペンシルバニア州立大学院でMBAを取得しています。
バードは、グレイターチャイナにおけるチャンおよびカンの昇進の発表に際し、同地域においてディズニーの事業が急成長していることを指摘し、次のように述べています。「グレイターチャイナが今後、当社にとって最大の海外市場になると考えています。中国はすでにスタジオ(映画)部門において最大規模の市場のひとつになっており、ディズニー・コンシューマ・プロダクツやテレビ配信事業も地盤を固めています。モバイル・プラットフォームやデジタル・プラットフォームの急速な成長が当社にさらなるチャンスをもたらし、上海ディズニー・リゾートはもちろんのこと、世界最大規模となるディズニーストアの建設も進んでいます。こうしたことを念頭に置きつつ、中国でビジネスを展開するには独特の手法が必要であることを考え合わせて、スタンリーのリーダーシップとビジョン、当社のビジネスを効果的に統括するルークの実績ある能力をサポートすることにいたしました」
チャンは、2004年にウォルト・ディズニー・チャイナのマネージング・ディレクターに任命され、同社の戦略促進と、中国におけるビジネス活動を統括する責務を担ってきました。ディズニーに入社する前は、ジョンソン・エンド・ジョンソン・チャイナでマネージング・ディレクターを務めていました。1996~2001年には、上海のピルズベリーで要職を歴任し、最終的に北アジア担当マネージング・ディレクターを務めました。それ以前は、ペプシコーラ インターナショナルの中国支社に勤務していました。 初めて入社したのはプロクター・アンド・ギャンブルでした。チャンは、香港中文大学で経営管理の学士号を取得したほか、インディアナ大学でMBAを取得しています。
カンは2011年、ウォルト・ディズニー・カンパニー・コリアのシニアバイスプレジデント兼マネージング・ディレクターとしてディズニーに入社しました。ディズニーに入社する前は、シリコンバレーに本社を置くインターネットラジオ企業であるLive 365で最高執行責任者(COO)を務めていました。また、MTVネットワークスでもアジア太平洋地域でさまざまな幹部職を歴任し、アジア太平洋地域の戦略・事業企画担当シニアバイスプレジデントやアジア太平洋地域デジタルメディア責任者、韓国担当マネージング・ディレクターなどを務めました。1996~2000年にはモニター・グループのアジア太平洋地域担当経営コンサルタントを、1995~1996年には大韓民国財政経済部のアナリストを務めました。カンは、スタンフォード大学ビジネススクールのスローン・フェローとして経営学修士号を、ミシガン大学で学士号を取得しています。
ウォルト・ディズニー・カンパニーについて
ウォルト・ディズニー・カンパニーは、その子会社・関連会社を含め、多角化された国際的大手エンターテイメント・メディア企業であり、メディア・ネットワーク部門、パーク&リゾート部門、スタジオ・エンターテイメント部門、コンシューマ・プロダクツ部門、インタラクティブ部門という5つの事業部門を有しています。ディズニーはダウ30社の一角を占め、2013年度の通期売上は450億ドルでした。
【本件に関するお問い合わせ先】
Zenia Mucha
Corporate Communications
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Mariam Sughayer
Corporate Communications
818-560-3117