全世界で社会現象となった『ブラックパンサー』の待望の続編『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』のサウンドトラック『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー ミュージック・フロム・アンド・インスパイアード・バイ』が映画の公開に先駆けて11月4日(金)に配信開始となりました。
世界的なアイコン、デザイナー、起業家、慈善家であり、デジタル・シングルで史上最高の売上を誇るアーティスト、リアーナのリード・シングル「Lift Me Up」は、米国のラジオ史上最も多く追加された曲となり、1日における過去最多のオンエア数とリスナー数を記録し、新たな記録を打ちだしました。
本作は、ナイジェリアのラゴス、メキシコシティ、ロンドン、ロサンゼルスで収録され、リアーナを筆頭に、テムズ、ファイアボーイ・DML、OG DAYV Ft. Future、CKay Ft. PinkPantheress、E-40など、世界中から40人以上のアーティストが参加しています。
エミー賞Ⓡ2回、グラミー賞Ⓡ2回、アカデミー賞Ⓡ1回の受賞歴を持つ作曲家ルドウィグ・ゴランソンが、サウンドトラックのスコアとオリジナル曲の作曲とプロデュースを担当。チャイルディッシュ・ガンビーノ、アデル、ハイム、ジャスティン・ティンバーレイクといった数々の人気アーティストのプロデュースや、人気映画やテレビ・シリーズ(『ブラックパンサー』、『クリード チャンプを継ぐ男』、『マンダロリアン』)の作曲も幅広く手がける彼は、スコアとオリジナル曲の両方のサウンドスケープの指揮を執ることができる唯一無二の存在と考えられています。
映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』の監督であるライアン・クーグラーとルドウィグ・ゴランソンは本作で4作目のタッグとなります。ルドウィグ・ゴランソンが「曲とスコアは一体的である」と語るように、革新的なサウンドスケープの制作に取り組んだ。2人はUSC映画学校に通っていた頃からこのアプローチについて語っており、本作でついに実現させることができました。
3つの大陸と5つの国にまたがる6つのスタジオで、2,500時間以上を費やしてスコアとサウンドトラックをレコーディング。映画の中で250人以上のミュージシャン、2つのオーケストラ、2つの合唱団、40人以上のボーカリストによって奏でられる音楽を聴くことができます。
ライアン・クーグラー監督は、リアーナの楽曲「Lift Me Up」の共同作詞から、ナイジェリアのシンガー・ソングライター、テムズが歌唱するボブ・マーリーの名曲「No Woman, No Cry」のカバーを提案し、瞬く間に話題となった特報で使用されるケンドリック・ラマーの「Alright」とブリッジを組むまで、映画の音楽制作に深く関わっています。
「ライアンと私は、音と声によって生み出される没入感のある冒険を創り出すことの大切さについて話し合いました。もし、映画の中で曲を使うなら、曲全体がストーリーとつながっているものにしたかったのです。テーマ的には、観客を悲しみから祝福へと向かわせたかったのです。サウンドトラックを聴くと、目を閉じて、映画の体験を追体験できる、それが意図でした。」とルドウィグ・ゴランソンがコメント。
ストーリーがナイジェリアとメソアメリカのカルチャーにインスパイアされていることから、レコーディング・セッションはナイジェリアのラゴス、メキシコのメキシコシティ、そしてロンドンのアビー・ロード・スタジオで行われた。プロデューサーは、テムズなど革新的な音楽が生まれる場として知られるラゴスの人気アーティストと組みました。さらに、マヤ語でラップするラッパーのPat Boyをはじめ、メキシコシティの新進気鋭のラッパーやアーティストらも本作に参加。
ルドウィグ・ゴランソンはメキシコシティに滞在中、音楽考古学者のアレハンドロ・ロハスと密接に協力し、マヤ音楽を探求・研究した。サウンドスケープの制作には、ナイジェリアとメソアメリカの両方の文化に由来する楽器が使用されています。
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』の世界観を表現する壮大でエモーショナルなサウンドトラックを映画より一足先にぜひ楽しんでいただきたいです。また、ルドウィグ・ゴランソンによる映画のスコア・アルバムは11月11日(金)にリリース。
▶︎『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー ミュージック・フロム・アンド・インスパイアード・バイ』試聴・ダウンロードはこちら(外部サイト)