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ディズニー・アカペラ・コンサート「ディカペラ」 ライブレポート到着!

2022年8月8日
2022年8月8日

 3年ぶりになるディカペラのジャパン・ツアーのゲネプロを東急シアターオーブで観た。「100%VOICE、100%DISNEY」という彼らのキャッチコピーそのままのコンサートは、楽器伴奏のない、全編6人の声で紡ぐアカペラのパフォーマンス。歌うのはディズニーの膨大なライブラリーから厳選された名曲だ。
 今回もまたステージ後方に巨大モニターが3台。ほとんどの楽曲で映画のシーンが映し出されるのも、ディカペラのコンサートならではの楽しみだ。
 そこに各自あいさつするメンバーが大きく映し出されたところで、6人が歌いながら登場する。コンサートは、まるでオーケストラのチューニングのように全員が声を合わせる「チューン・アップ」から始まるが、重なり合った声が大きなうねりとなって会場に響く。いよいよ始まるという、この高揚感は何度体験してもいいものだ。そして、オープニングで歌うのは「音楽がぼくの家族」。音楽の歓びを情熱いっぱいに歌う映画『リメンバー・ミー』の劇中歌は、ディカペラからの歌のあいさつ。2019年のデビュー・アルバム『ディカペラ』もこの曲から始まった。

 ここからスタートした前半は、新曲を交えつつ、映画『アナと雪の女王』の「レット・イット・ゴー/雪だるまつくろう」や『ライオン・キング』の「サークル・オブ・ライフ」、日本語で披露される「美女と野獣」といった大ヒットナンバーが次々に歌われていく。そのなかで前半の見どころは、いくつものメドレーだ。「ディズニーランド・メドレー」では「カリブの海賊」、「イッツ・ア・スモール・ワールド」、「ホーンテッドマンション」、「魅惑のチキルーム」という人気アトラクションのテーマ曲が歌われるのだけれど、単なるメドレーではなく、マッシュアップで歌われる。メンバーそれぞれが4曲の異なるメロディを同時に歌うなかで、最初はバラバラで対抗しあっているように感じられるテーマ曲が複雑に絡み合い、最後はまるで謎解きのようにひとつの歌になっていく。“マッシュアップ”は、ディカペラの卓越したテクニックと緻密なアレンジのすごさが存分に発揮される魔法のような手法だ。
 他にも今回初披露となるメドレーがふたつ。まずひとつは、映画『インクレディブル・ファミリー』からのメドレーで、ヴォイス・パーカッション以外にギターやトランペットの演奏が挟み込まれるのだけれど、あまりにリアルな音と振り付けで踊りながらのパフォーマンスで必死に目で追ってもギターが誰の声なのかわからない。誰? 誰なの?と探す気持ちにまた高揚感を煽られる。もうひとつの『ポカホンタス』のメドレーは、プロデューサーのディーク・シャロンではなく、メンバーのRJ・ウェスナーがアレンジを担当。ケイレン・ケリーとモーガン・キーン、2人の女性をフィーチャーするアレンジは、メンバーの個性をより生かしていきたいという方向性が見え隠れする。
 前半の終盤で、目の前で観ていてもひとりで全ての音を出しているとは信じ難いヴォイス・パーカッションのアントニオ・フェルナンデスがソロでパフォーマンス。その魅力は、磨かれたテクニックだけではなく、とってもチャーミングなのだ。観客を巧みに巻き込みつつ、笑顔で展開されるパフォーマンスになんだかミッキーマウスの姿が重なって見えてくるほどだ。

 衣装替えして登場した後半は、日本語で歌う「サンクス・トゥ・ユー」から始まる。MCでも日本語が増えたと思う。個人的にコンサート前から『スター・ウォーズ/新たなる希望』の劇中歌「酒場のバンド」に期待していた。映画のバーのシーンで、惑星タトゥイーンに住む種族が楽器演奏するインスト曲を声だけで再現しているのだ。レコーディングでは口の開け方とか、唇の震わせ方を工夫することで、とことん楽器に近い音を追求したと言うが、ライヴではそれを振付けありで再現している。このパフォーマンスを観れば、「本当に声だけ?」と疑っている人、そんな声を耳にしたことがあるけれど、そういう人も大いに納得するはずだ。
 後半の見どころは、ループ・マシーンを駆使する多彩なパフォーマンスと、予想外の構成となった『三匹の子豚』だ。おそらく多くの人が子供の頃、“狼なんてこわくない、こわくない~♪”と歌ったあのテーマ曲と物語。ディズニーでは1933年に8分の短編アニメーション映画として公開された。その映像に合わせて、彼らは歌だけでなく、口笛、フィドルから釘を打つ音、子豚が逃げ走る音、狼のセリフや大きな息を吹きかけて家を吹き飛ばす音まで、全てのストーリーを声だけで作りあげるのだ。すごいサプライズだった。
 また、映画『ミラベルと魔法だらけの家』の「秘密のブルーノ」ではラテン音楽が最近のディズニー作品に見られる多様性もアカペラで見事に表現している。

 前半では“マッシュアップ”という手法で、ディカペラの高度な歌唱テクニックを存分に披露し、後半では進化し続けている現在と、これからのディカペラを予感させる新しいパフォーマンスを見せてくれる。全31曲、約2時間の公演だが、体感的には3時間超えの満足感があった。

文章:服部のり子

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