2021.10.25
ウォルト・ディズニーは大の犬好きとして知られ、幼い頃から晩年まで家族同様に犬と過ごしてきました。
みなさんにとっても身近な存在である“犬と猫”をテーマにした本展覧会は、作品で描かれたキャラクターのしぐさや表情に深い愛情と親しみを感じていただけることでしょう。ミッキーの相棒「プルート」ではディズニー初期のギャグ・アニメーションの楽しさを、『わんわん物語』ではレディとトランプのロマンスを、『101匹わんちゃん』ではクルエラの魔の手が迫るスリリングな脱出劇を、そして『おしゃれキャット』ではパリの街並みの美しさと子猫マリーの可愛さを是非ご覧ください。またディズニー作品には欠かせないサブキャラクターの中でも、印象深い犬猫キャラクターを紹介する展示も見逃せません。本展覧会は、ディズニー全てのアニメーション作品に関連するあらゆる資料を所蔵し、デジタル化してアーカイブしているアニメーション・リサーチ・ライブラリーの全面協力を得て、デジタル化された貴重なアート作品を300点以上展示します。
「プルート」
ミッキーの相棒プルート
プルートはミッキーの仲間たちの中では、唯一言葉を話さないキャラクターです。だからこそ表情の豊かさと体全体を使った大きなアクションで、いつも私たちを楽しませてくれます。とても無邪気で人懐っこい性格のプルートは、ウォルトが幼少期から一緒に過ごした犬たちへの愛情が込められているキャラクターといえるでしょう。
『101匹わんちゃん』
101匹がスクリーンいっぱいに駆け回る
ロンドンを舞台にテレビやクルマが登場する現代劇に加え、なんと101匹のダルメシアンがスクリーンを走り回るディズニーの意欲作です。101匹の白と黒の斑があるダルメシアンをアニメーションさせるために採用したのが、ゼロックスのコピーマシンでした。アニメーターの原画をトレースすることなく直接セルに転写することで、生き生きとした原画をそのままに、セルを量産化することに成功したのです。
『おしゃれキャット』
3匹の子ネコ
長男のトゥールーズは画家志望、名前は画家トゥールーズ・ロートレックから、次男のベルリオーズは音楽家志望、名前は作曲家ルイ・エクトル・ベルリオーズから、そして末の妹のマリーは歌手志望、あのマリー・アントワネットに由来しています。
期間:2021年12月1日(水)~25日(土)
会場:松屋銀座8階イベントスクエア
※最終日は午後5時閉場。入場は閉場の30分前まで。
※営業日営業時間は変更になる場合がございます。ご来場の前に、展覧会公式HPを確認後、お越しください。
※入場方法に関しては、展覧会公式HPをご確認ください。
巡回先情報:2022年1月2日(日)~1月23日(日)札幌三越10階催事場
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