スピルバーグの本領発揮。子役と人間ならざるもの、ふたつの異なるものを受け入れる。 スピルバーグ、2010年代の代表作。
80年代の『E.T.』、『インディー・ジョーンズ』、90年代の『ジュラシック・パーク』、2000年代の『A.I.』、各年代に代表作をもつスピルバーグ監督が今だからこそ語るべきと自信をのぞかせる『BFG : ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』。
子役の魅力、人間ならざるもの(BFG)の人間らしさ、かわいらしさ。まさにスピルバーグ監督の愛するものが、すべてその中にある。

#01

主演ルビー・バーンヒルちゃんの魅力に、あの巨匠もメロメロ!?

ひとりぼっちのソフィーを演じるルビー・バーンヒル。スピルバーグ監督が2010年代を代表する天才子役として本作に起用した12歳(撮影時は10歳)。彼女の演技ももちろん、素のままの魅力に巨匠スピルバーグも目を細め、監督としての厳しい顔つきもひとたび撮影が終わると、まるで小さな恋人のようなまなざしを彼女に向けます。

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『BFG : ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』の撮影中の風景。
ひとつひとつのシーンが、丹念に積み重ねられていく。
巨匠スピルバーグも、主演ルビー・バーンヒルの溢れださんばかりの魅力に、小さな恋人を見るようなまなざしを向ける。
「アクション!」、「カット!」、「いまだ、隠れて!」、演技をつけていく監督の言葉に、一生懸命に応えるルビー。
しかし、ひとたびオフの時間になると…
ルビーの元気な魅力に、巨匠も子供のような笑顔を見せていますね。
スピルバーグ監督:
「真夜中だ」
スピルバーグ監督:
「アクション!」
ルビー:
「BFG!」
スピルバーグ監督:
「いまだ!」
スピルバーグ監督:
「隠れて」
スピルバーグ監督:
「お遊びは終了」

#02

違うということを受け入れる、BFGの大切なメッセージ

スティーブン・スピルバーグ監督と主演のルビー・バーンヒルが、BFGの大切なメッセージについてインタビューを受けてくれました。
身体が大き過ぎても、見た目が違っても、抱きしめることが大事だ。抱きしめることができれば、争い事は起きない。これはスピルバーグが『BFG : ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』にこめた大切メッセージ。異なるものを抱きとめることはとても勇気のいることだ。その勇気こそが美しい。10歳にしてスピルバーグ映画の主演に抜擢されたルビー・バーンヒルも、監督の意図をはっきり表現しようとがんばったみたいです。

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Q:
監督が、この作品で伝えたかったメッセージは?
スピルバーグ監督:
抱きしめるのに大きすぎる人も小さすぎる人もいない
抱きしめることができれば、多くの問題は解決する
違いがあることで戦ったり、口論したり、辱めたりするのではなく
この作品に込めたメッセージは、違うということを抱きしめること
ソフィーも、BFGも違っている
作品は、そんな違いを称えている
人と人だけでなく、大きな人間と小さな人間の違いもね
Q:
観客にいちばん見てもらいたいシーンは?
ルビー:
ソフィーとBFGのつながりが強く表現されているシーンですね
セットでの演技は簡単ではないの
監督が目配せで合図をだしてくれて
それはとても助かったけれど
シーンとのつながりを持ったまま演技し続けること
それがとても難しかった
感情の起伏を持ち続けること
誇りに思えるのは
ソフィーとBFGの結びつきを
はっきり表現できたシーン全部
インタビュアー:
監督はいかがでしょう?
スピルバーグ監督:
私は夢をつかむのが好きなんだ
映画の登場人物が夢をつかんで
その夢に何かを混ぜて完璧な夢に仕上げ
それを必要としている人にあげてしまう
そんな考えが好きなんです
ルビー:
見ておかないとね!
スピルバーグ監督:
見ておいた方がいい
僕はNYに戻るから、君が見ておいて
あっちでレッドカーペットのイベントがあるんだよ

#03

巨人インタビュー:癒し系巨人BFGと
大きくて乱暴な巨人マルノミ
ふたりのインタビューは見ているだけで、気持ちもほっこり!

優しい気持ちを持っている巨人BFGを演じるマーク・ライランスと乱暴な巨人マルノミを演じるジェマイン・クレメントの素顔は、とても優しい癒し系のおじ様たち。特にマーク・ライランスの笑顔は、スピルバーグもほれ込んだ、とっておきのほっこりスマイル。こんな優しい笑顔を毎日見ていたい。このインタビューを見れば、きっとあなたもそんな気持ちに。

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Q:
モーションキャプチャーで演技するというのは、難しいものでしたか?
マーク:
楽しかったな。普通とは違うが、新しい技術だし
解放的でもあった。舞台劇に近いかな
立ち位置も自由。カメラも見えないし
照明を意識することもない
いろいろなことができたよ
ジェマイン:
普通の映画で自分の出番でないときは
怠けてしまうんだよね
重たい衣装や靴を脱いでしまったり
でも今回はできなかった
マーク:
そんなことできないよ。言うとおりさ
Q:
ルビーについて
マーク:
すばらしいよ。とても元気で、のびのびしている
それが若い方と共演するときの良さだよ
それがいちばん大事だと気づかせてくれる
声やセリフを合わせるとか、歩調を合わせるより
生き生きとして元気であることが大事なんだ
次に何が来るかわからない、それがいいんだ
彼女には助けられた
Q:
俳優としてキャラクターに息を吹き込むことに誇りを持っている?
マーク:
誇りとは思わないねえ。それよりも
こんな楽しい仕事を与えてもらって
運がいいし、感謝の気持ちでいっぱいさ
いい役をもらえることもね
英雄的なことは何もないよ
難しいこともしていない
慣れてない人には難しいかもしれないが
誰かを救うわけでも、癒しを与えるわけでもない
うれしいと思うのは、自分の演技に
笑ったり、泣いたり、楽しんだりしてくれること
それはすばらしいことですよ

#04

強い気持ちはソフィーちゃんといっしょ。そんな気持ちで初めての声優主演をつとめる本田望結ちゃんにお話を聞きました。

強い決心と勇気をもって声優に挑んだ本田望結ちゃん。それでも巨人を見たときは、大きくてドキドキしたのだとか…
スピルバーグ監督のファンタジー・アドベンチャー巨編、日本版の主役に抜擢された望結ちゃんが緊張しつつも、決意の気持ちを伝えてくれます。思わず応援したくなっちゃいますよね。

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本田望結さんアフレコ風景
望結:
わたしは平気… わたしは平気! わたしは平気!! わたしは平気よ!
Q:
初めての声優での主演はどうでしたか?
望結:
やっぱり、うれしかったのはもちろんなんですけど、台本をもらった時に、一番に名前が載っていたことに、まずビックリしました。声に全部を込めて、今回、監督といっしょに、作品を作れたかな、というふうに思います。
Q:
ソフィーちゃんとの共通点は?
望結:
わたしは、小さいころからすごく人見知りなんですけど、ソフィーちゃんはすごく好奇心が旺盛で、すごく強い気持ち、勇気をほんとうにたくさん持っている子だなあというふうに、はじめソフィーちゃんを見たときに思いました。わたしもフィギャアスケートをさせていただいているのですけど、やはりみなさんの前で演技をする強い気持ちがないと、たぶんできないスポーツだと思うんですけど、そういうところでは少し似ているのかなと思いました。でもやっぱり、ソフィーちゃんというのはずっと一人ぼっちだったということで、BFGは本当に大好きなお友だちだな、というふうに思います。
Q:
BFGの印象は?
望結:
やはりこう、巨人という、大きなイメージというか、大きいのでドキドキするのですけど、映像を見ながら(アフレコを)やらせていただいたのですけど、そこでも始めて見たときはすごくビックリして、すごく大きくて、でも本当は巨人はすごくやさしい。やさしい巨人と一人ぼっちの少女のソフィーちゃんだったのですけれど、やさしい巨人のBFGと出会って、そのふたりで力を合わせて、ふたりの友情とソフィーちゃんの勇気で世界が変わっていくという…
Q:
今回の作品で一番好きなシーンは?
望結:
やはりこう、一番初めのシーンなのですけれど、ソフィーちゃんをBFGがつかまえて、巨人の国へ行くのですけれど、そのシーンがいちばんグッとくるようなシーンだと思います。

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